60歳を超えたら八ヶ岳と東京の割合を
6:4ぐらいにしていこうと思っていたら、
どういう風の吹きまわしか
あるいはこれが僕の運命なのかわかりませんが、
振り子が大きく振り戻されて
八ヶ岳2割、東京8割の生活に戻ってしまっています。
こうなったら東京での一瞬一瞬をかけがえのないものにしようと
まずはいつもは買わない高級バターを買いました。
なぜバターかというとかというと
僕は毎朝パンでバターは欠かせない朝のエネルギー源だからです。
ただそれだけです💦
買ったのはいつもスーパーで見かける
このカルピスバター。
知ってはいたけどまったくスルーしていました。
でも実はずっと気になっていて
いつかはクラウン、ではないけれど、
いつかはカルピスバターと30年ぐらい前から思っていました。
値段は1470円。
清水の舞台にあるような代物ではないのは
理屈ではわかっています。
ですがスーパーのバターのコーナーにいざ行ってみると
雪印や明治のバターが400円もしないで並んでいるのを見ると
そっちを買ってしまうというのが市井の心理でしょう。
たかがバターに1000円の差はおかしい!
でもね、よく見たらカルピスバターは450グラム。
雪印や明治のバターは大体200グラム。
そう考えるとそこまで高いわけではないことに気が付き
えいやっとようやく手を伸ばせた次第です。
初めて買ったカルピスバター。
ずっとあこがれていたカルピスバター。
その味はというと・・・
全然違う~!
まずは舌触りがクリーミー。
ざらざら感がまるでない。
次に雑味がまったくない。
牛乳のおいしいところだけを抽出したかのような澄んだ味。
そして限りなく上品。
食べるというより満たされるという感じがする。
値段が違うのには理由があることがわかりました。
こうしていつも使うものにこそ
いいものを使うことは
新しい今日の発見につながるのではないでしょうか。
しょうゆ、みそ、納豆、お米、パン、ジャム・・・
せっかく何でもそろっている東京なのだから
一点豪華主義を実践してみるのもいいかな、
と思っています。