週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

今年は”動き方改革”から始めよう

昨日一人八ヶ岳に来ました。

年末も年始もイベントの仕事でてんてこ舞いで

なおかつ娘が犬付きで、息子が里帰りで東京のマンションに詰めており

大騒ぎ。

僕はというと微熱があって調子悪く

かといって4日の仕事始めは休めず

とにかく落ち着かない正月でした。

 

そのあわただしさから逃げ出すようにやってきた八ヶ岳は

風もなく冬のぽかぽか日差しが迎えてくれて

想像していた以上に温かい。

もちろん朝晩は冷え込むのだけど

今朝などは8時ごろに太陽がデッキの霜を溶かし始め

9時にはリビングに温かい日差しを送り込んでくれて

思わず暖房を止めました。

 

そしてこれをやっている間は無になれるという薪割りを

5玉ほど。

乾燥した冬の薪はカーンという甲高い音をさせ割れて飛んでいき

その快感を得るためにこれでもかこれでもかと斧をふるっていると

いつの間にか汗が噴き出している。

まだ30分もしないというのに!

 

家に入ってコーヒーを飲みながら雑木林を眺めていると

鳥たちが枝から枝へとにぎやかに飛び回っています。

ほかに何も命の気配のしない雑木林は

今まさに鳥たちのサンクチュアリなのでしょう。

緑の葉はなくとも冬枯れの枝をジャングルジムのように楽しむ姿に

気が付くと頬がゆるんで目じりが下がっています。

 

同じ年の仕事仲間がFACE BOOKに

「今年は自分の場合”働き方改革”ではなく”動き方改革”だなあ」

と書いていたのを思い出しました。

うまいこというなあ・・・。

僕も今年は動き方改革の年にしよう。

その先にきっと一番ベストな働き方が見えてくるような気がする。

 

60歳になったら八ヶ岳メインの暮らしにしようと思っていたら

あれあれ~?

ほぼサラリーマンに近い生活に振り子を戻されつつあって、

まあでも一緒に仲間として呼んでくれる人たちがいることを

幸せに思おうと成り行きに任せていくことに決めたら

なんだか今まで以上に活発になりつつあって

血圧の値も悪くない。

 

悶々とするより動いてみることがいいことに気づき始めた今日この頃。

 

八ヶ岳に来る機会は今までより減るかもしれないけど

その分八ヶ岳の時間をプレシャスなものにしていこうと思います。