週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

メガネが壊れた。

2週間ほど前にまた軽いぎっくり腰をやってしまい

治ったかと思ったら今度は両手の親指の付け根が

母指CM関節症になってしまい、

ようやくそれも収まり始めた昨日、

久しぶりに友人とランチミーティングして別れた後

ショルダーバックを首からかけようとした瞬間

メガネが外れてコンクリートの上に落ち、

テンプル(耳にかける棒の部分)が根元からぽっきり折れてしまった。

(猫もびっくり!)

鼈甲のフレームで

メーカーはフランスのJFRayというもの、

4万円もしたけどとても気に入っていたので

脳天を割られるぐらいショックだった。

 

家に帰って強力接着剤でつけてみたが

割れたのが丁番の一番力がかかるところなので

さっぱり駄目である。

仕方ないので今日

買った銀座のお店に持っていて見てもらうことにした。

 

「ああ、見事にぽっきり行きましたね~」と店員はさわやか。

このぐらいきれいに割れると確かにあっぱれですがすがしくもある。

「これは接着剤では無理なので部品交換になってしまいますが

部品があるかどうかメーカーに確認してみます」とのこと。

そうしてしばらく待っていたら

うれしいことにテンプル部分の在庫があったとのこと。

そして修理代は9900円ちょいとのことで万を逃れた。

 

ほっと一息。

一週間後に取りに来ることにして店を出た。

 

妻曰く

「こういう時のためにメガネもう一本買っときなさいよ。

安いとこでいいじゃない!」

いや、私もそう思うのである。

zoffとかjinzとかで僕も全然いいのである。

しかし僕の鼻が許さない。

つまり、僕の鼻の根元は太くて高くて

真ん中のブリッジ部分が日本製だと狭くて

ノーズパットが入らないのである。

僕はこの自分の鼻にコンプレックスがあって

小さいころから鼻つまんでつぶそうとしていたが

そんなことで低くなるはずもなく

やがて目が悪くなってメガネになって

メガネ屋さんに行ったら全然入らず

本当にそいでやろか!!と呪ったものである。

しかも外国製じゃないと入らないとは何様か!

 

というわけで仕方なく海外品に至っているわけだが

海外の製品はさすがにおしゃれでもある。

時々

「kさんはおしゃれですね。だってメガネがかっこいい!」

などと若い子に褒められたりするのだが、

ユニクロのシャツやパンツをはいていても

メガネ一つでおしゃれさんとおもわれるのだから

悪い気はしない。

「おしゃれはメガネから」とはよく言ったものである・

そんなこと誰も言っていないか💦

 

というわけで少しずつコンプレックスが薄らぎつつある今日この頃、

さすがにないだろう・・・と思っていたパーツが見つかって

よかったあ~。

こういうところにブランド品の本当の良さがあるのだと思う。

落ち込んでいた気分が前向きになってきた。