大好きなBUMP OF CHICKENのライブ、
「be there」が抽選で当たりました。
それで先週の日曜日に
妻と二人で有明アリーナに行ってきました。
ブログがおよそ一週間ぶりになるのは
その感動でずっと頭がぼーっとしていたせい・・・
というと言いすぎですが、
そう言っていいくらい感動しました。
夕暮れ時に有明アリーナに到着。
BUMPのマークの入ったトレーナーやタオルを体に巻いて
もくもくと会場に向かう人たちを見たら
もうそれだけで涙腺が壊れてきます。
小さい町の人口まるごとここに集まったような
ものすごい人の波にのまれていたら
いつの間にか会場の中に入っていました。
僕らの席はアリーナのCブロック。
行ってみたらビックリ。
目の前、5~6列前に”出島”があります。
”出島”は歌舞伎で言う花道。
その先端が演奏の舞台で
ドラムやギターが置いてありました。
肉眼で、それも髪の揺れがつぶさにわかるくらいの近さです。
空気の振動を分かち合える距離で4人を見られるのは
これが初めてでした。
ライブが始まりました。
4人が会場に現れ
最初にボーカルの藤くんが言った一言がすごい。
「声出していいんだってよ・・・」
コロナの規制が少しゆるくなって
来場者は声を出して声援を送っていいことになったことを受けての
発言でした。
のっけからやられました。
どこまで彼らはつながりたがっていたか。
これがテレビにはめったに出ない彼らの理由です。
この時多分藤くんもうれしくて泣いていたんだと思います。
演奏はというと
新旧取り混ぜての息もつかせぬ2時間で
あっという間に過ぎていきました。
目の前に等身大で歌う彼らに
僕らはもうほぼ立ちっぱなし。
そうして最後に
息を切らしながら深々と頭を下げて「ありがとう」という
その姿にまた感動。
もうマスクがぐちゃぐちゃに濡れていました。
人と話したりすると気づくんだ
伝えたい言葉がないってこと
適当に合わせたりするとわかるんだ
伝えたい気持ちだらけってこと
誰の存在だって世界では取るに足らないけど
誰かの世界はそれがあって造られる
ライブで歌った「supernova」という曲の歌詞の一部です。
僕らは人間関係で死にたくなるときもあるけど
生かされるのも人間関係なんだって
この歌を聞いて気づかされ
今では僕が墓場まで持っていこうと思っている曲です。
ありがとう。
死ぬ間際にそう言えれば最高に幸せなんだと思うと
今の僕の周りにいてくれる仲間たちを
ぎゅっと抱きしめるぐらいに大切にしようと、
そんな勇気をもらいました。
ありがとう
BUMP OF CHICKEN。
出会えて本当によかった。