週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

懐かしくもおいしい地域密着型ラーメン@「アルプス食堂」(韮崎市)

また久しぶりのブログになるのですが

週末は義妹の夫君と

男二人で八ヶ岳に行ってきました。

 

豆な夫君は一日の工程やランチ、夕食のことなど

完璧に段取りますが

僕は全く行き当たりばったりで

外食しないタイプなので

今回は夫君にお任せ。

あとをついていきます、といった感じでついていったら

新しいおたから食堂を発見しました。

 

韮崎市の国道141号線沿い。

JAのよってけし韮崎の向かい側にある

アルプス食堂」です。

 

(「4Travel.jp」より拝借しました)

 

このたたずまい・・・。

こういううらぶれた食堂がおいしかったりする、

というのは頭ではわかっていても、

よっぽどの裏情報がない限り

入ろうという気にはならないのが人の心というもの。

 

男二人だとそんなブレーキはノリで乗り越える。

不安を好奇心に切り替えて入ってみました。

 

時間は昼の11時半。

駐車場はなんとほぼ満杯状態。

小雨が降る中小走りにお店の中に駆け込んだら

唯一二人が座れる座敷に案内されました。

 

ここは地元で有名な超人気店のようで

いつ行っても混んでいるか休んでいるのどちらかという噂ですが、

別段ウェイティングリストなど用意するわけでもなく

かといって並んでいるわけでもなく、

なんとなくその場の雰囲気で

順番はお客さんが察して譲り合うという

海外では絶対ありえへん入店の仕方だと思います。

 

さて、運よくすんなり入れた僕らは

それぞれラーメンともつ煮を一皿注文しました。

僕はというと

ワンタンメンを注文しました。

(最近しょうゆベースのワンタンメンにはまりつつある💦)

間もなくやってきたワンタンメンがこれ。

濃い目のスープにちぢれ系の中太面、

その上にネギ、メンマ、のり、チャーシュー、

それにワンタンがどっさり乗っています。

 

 

この麺ですが

もちっとしていて昔高校生の頃

学校の帰りに立ち寄ったラーメン屋の麺にそっくり!

 

ああ、懐かしくもおいしい!!

 

そしてスープはというと

うまみと甘みが凝縮されたしょうゆ味。

脂ぎったわけでもなくあっさりを主張するわけでもない

中庸を行くタイプ。

でも中庸って

自分の中での記憶の味のど真ん中なんですよね。

そう思ったらこれが僕のラーメンの原点だと思い始めました。

 

いや、まさに僕にとってのラーメンの原点がここにありました。

田舎を飛び出して東京に出て

とんこつ、みそ、しょうゆ、塩、

横浜家系、京都豚骨系、●●(地方)ラーメンと

色々食べてきましたが、

40年離れていた地元に戻って

ようやく故郷の良さに気が付いた中井貴一

(ばたでんが舞台になった映画「RAILWAYS」のことです💦)

といった感じです。

 

ほんとにおいしかったです。

これほどまでに地元に愛されているラーメンは

ないのではないでしょうか。

ラーメンやではなく定食屋ですけどね。

 

また行きたいのでこれ以上混まないでほしいな!