週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

銀座で絶品てんぷらをいただいた@「てんぷら阿部」(銀座)

昨日は

銀座のてんぷら屋さんで

会食をしました。

 

銀座の天ぷら屋さん、、、と聞くと、

ちょっとビビリますが、

昨日のお店は「てんぷら阿部」というお店です。

天ぷら 阿部 銀座本店
〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-7 スバルビルB1
8,000円(平均)1,500円(ランチ平均)

r.gnavi.co.jp

 

接待を受けた側だったので

すっかりごちそうになってしまったのですが、

実は結構リーズナブルなんですよ!

と教えてくれました。

しかも「てんぷら阿部」は

2017年のミシュラン•ビブグルマンにも選ばれた名店!

その料理をご紹介します。

 

まずはこんな食材を揚げますよ~と

見せてくれたのがこれ。

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説明を受けたのですが、まったく聞いておらず、

まあみればおわかりでしょう。

これがどんなてんぷらに揚がってくるのか、

楽しみです!

 

ビールを飲みながら徐々に会話が弾み始めたあたりから

続々とてんぷらがやってきました。

 

これは海老とまいたけですね。

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次に、蓮根と貝柱を海苔で包んだもの。

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次に、キスと甘長ピーマン(?)でしょうか。

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これはあなごとさつまいもです。

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家族がみんな揚げ物好きなので

家族がそろったりすると僕はよくてんぷらをするのですが、

間違いなくこうは揚げることができません。

食材、使っている油、粉、温度、揚げ方・・・

もう全部違うからなのでしょうが、

なだ万で修業をしてきたという

店主の阿部さんが揚げるてんぷらは、

たとえようのないおいしさです。

塩とつゆがあって

どちらを使っても良かったのですが、

つゆにつけてしまって素材の味を見失うのが残念なので

ほぼ全部塩でいただきました。

自称、天つゆ派の僕ですが、

塩で食べるとこんなにおいしいとは・・・!

いや、シンプルに塩をつけるぐらいが

本当のてんぷらの醍醐味なんだ・・・!

これに合わせておすすめしてくれた

白ワインと赤ワインが

また良くてんぷらに合う、合う。

 

仕事の関係だったので

最初のうちはすこし緊張した雰囲気だったのですが、

てんぷらとワインでどんどん気が緩み、

さらに4人とも同じ年代、ということがわかり、

そこからはもう崩れ落ちるように笑い話の連続です。

でもその笑いの中に、

どうしているかなあ・・・と思ったりしていた

かつての会社の先輩や同僚などが、

あ、●●さんなら良く知ってますよ、

最近仕事で一緒なんです。

こんどまた一緒にやりましょう!

みたいな話がどんどん出てきて

一気にたくさんの友達ができたような感じです。

 

楽しい夜でした。

ちょうど僕らはもう仕事の出口あたりにいます。

フリーで一人で仕事することが多い僕は

ついつい3年後、5年後、10年後を思うと

どこまで仕事が出来るのか

不安になってしまうことが多いのですが、

あまり余計な心配せずに

こういう仲間たちと

たまには銀座あたりで

ちまたのチェーン店のてんぷらではなく

本物のてんぷらなんぞを味わいながら

美味しい酒とともに人生を回顧する、

なんてことをしてもいい歳のような気がしてきました。

これが20年前だったら

緊張でおいしい料理もおいしいと思えなかったでしょうが、

もう心底からうまいと思える気分になれるほど

ゆとりができてきたということで、

ようやく銀座が身近に感じることができました。

 

最後の〆はというと

かき揚げの天丼です。

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小ぶりの丼ぶりに盛られた少々のごはんに

揚げたての海老のかき揚げ。

 

僕らの胃袋を見透かしたような

ちょうどいい量と味付け。

 

店主の阿部さんに見送られ外に出ると、

とても寒い夜でしたが、

久しぶりにあったかい気分で帰路につきました。

 

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