八ヶ友のYさんがデッキを修理したというので
遊びに行ってきました。
写真を撮りそびれてしまったのですが
セランガンバツという非常に硬い木を使ったデッキは
見るからに頑丈そうで
歩くたびにここがアウトドアであることを忘れさせるほど
安心できて、
しかも同時に外壁まで塗りなおしたそのこげ茶色と相まって
もう20年以上も前の建物とは思えないほど
素敵な山荘になっていました。
そのデッキから眺める南アルプスは絶景で
八ヶ岳のベストポジションというほど
素晴らしく、
淹れてくれたコーヒーをゆっくりとすすりながら
自分の家にはない眺めを堪能しました。
以前にも書きましたが
もしも八ヶ岳で別荘を買おうとしているなら
眺めも良くて雑木林にも囲まれて・・・
というのはない物ねだりに近いです。
どちらかに絞って
捨てた方の要素を持っている友人に巡り合えたら
行ったり来たりすればいいのです。
(Yさん、勝手なこと言ってごめんなさい💦)
それは風景のことも人間関係のことも
全部ひっくるめて別荘ライフを楽しくする秘訣だと思います。
さて、そのYさんご夫婦と1時間半ほど過ごして
帰ろうとしたら、
奥様からお土産にクッキーをいただきました。
なんでも八ヶ岳湧水地の道を隔てた反対側にある
「香ル菓子店」というお店のクッキーでした。
新しくできたお店なのかな?
知らなかった・・・💦
早速今宵、飲みながらそれをつまんでいますが、
おいしい!!
甘くもなくちょっと硬めのサブレで
不思議な山の味がします。
いや、これ本当に例えではなく
山の味がするのです。
というよりも木の味?なのかな。
洋酒のお供にぴったりで
ウイスキーが進む、進む。
そんでもってどんどん面白いように酔っていく笑。
焚いた薪ストーブからの熱はリビングを25度にまで温めて、
思わずTシャツになってしまった僕。
これを贅沢なひと時と言わずしてなんというか。
明日東京に帰りますが
この八ヶ岳の山小屋があるからこそ帰路も楽しい。
そして明後日からの仕事の日々も
その先に山小屋の時間を夢見ることができるから楽しくなれる。
これはYさん夫婦と思いっきり一致したことなのですが、
別荘がある、ということだけで前向きになれる。
楽しくなれる。
田舎の土地はよっぽどの観光地ではない限り
値上がりを期待できませんが、
土地の値段ばかりにとらわれず、
限られた人生の時間に目を向けるれば
幸せって意外と近くにあるもんだなあ・・・って思います。