週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

フレンチで鍛えられたシェフが作るハンバーガー@「ブラッスリー・レゴリス」(北杜市)

パティスリー・アツタマ

ハンバーガーのお店を始めたよ」

そう妻から聞いて、

えええ~っ!とビックリ。

 

北杜市の小中学校の給食のパンを焼き

同時にオリジナルのスウィーツを作って販売している

僕の大好きなお店が、

まさかハンバーガーショップを始めるとは・・・!

 

もうこれは行かなくてはいけません。

 

昨日東京へ帰る日の昼間に

行ってみることにしました。

 

正直ここでスウィーツが売っているの?

と疑ってしまうような入り口でしたが、

いつの間にかその左側がオシャレに改築されていて

ワゴンなんぞが止まっているではありませんか。

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そのお店の名前はというと

BRASSERIE REGOLITH」(ブラッセリー・レゴリス)。

 

「REGOLITH」とは表土という意味。

月のレゴリス、とか言われるように、

宇宙のロマンを感じさせてくれる名前です。

 

お店の中はというと

とってもおしゃれ!

カウンターバーの奥で調理する様子が見えて

窓の外に目をやると

南アルプスのパノラマが広がっています。

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店内はさほど広くはありませんが

明るく開放的で清潔感がいっぱいの空間は

誰にでも好かれるでしょう。

これも地元の小中学校に愛されてきた

オーナーの人柄を物語っているようです。

 

さて、注文した料理がやってきました。

妻はチキンと卵のサンドイッチ(650円)、

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僕はテリヤキバーガー(980円)。

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その味はというと

バンズからすべてここで作っているので

おいしさに偏りがない。

何かが主張している、という感じではなく、

すべてがバランスよくハーモナイズされ

お互いを高め合っている感じです。

熟練したアーティストのジャズセッションを

聞いているかのようです。

 

そんな中、

特に印象に残ったのは、

バーガーの肉のうまさです。

 

小ぶりですが肉厚で

かぶりつくと肉汁がしたたり落ちてきます。

しかしその肉汁はというと

ワイルドの真逆を行く上品さです。

これこそフレンチで鍛えられた技というものでしょう。

 

マッチョな大男を相手にするワイルドなバーガーとは違って

艶のある大人に向けたバーガー。

 

カウンターの上にバーのごとくお酒の瓶が並んでいたので

夜もやっているのですか?

と聞いたら、

今のところまだ昼間だけだとか。

 

コロナ禍の4月にオープンしたばかりのこのお店は

多分まだあまり知られていないと思います。

 

パン、スウィーツ、それにハンバーガー。

 

近いうちに北杜市を代表するレストランになることを心から期待して

東京に戻りました。