昨日武蔵小杉の駅前の
Kosugi 3rd Avenueという街が
街びらきをしました。
僕はそのプロジェクトに少し関わっていたので
行ってきました。
話題の街の話題の街づくりプロジェクト。
新しく道路も開通するとあって
マーチングバンドが道を練り歩きました。
仕事柄いろいろな街づくりや空間開発などに携わっていますが、
この街はとても特徴的だと思います。
中でもこのKosugi 3rd Avenueは
ディベロッパー主導ではなく地権者主導で行われた
かなりレアな街づくりです。
そのせいか
建築・空間デザインもテナントも個性的で
きっと武蔵小杉の顔になっていくでしょう。
一度この高層マンションの最上階に
登らせていただいたことがあります。
遠くには富士山が見え
眼下には街や多摩川がおもちゃのように広がっていました。
いろいろいわれているタワーマンションですが
こういう眺望は
高度な人間社会しか作れないものだと思います。
決して嫌いではありません。
でも、僕は足がすくんでしまうというか、
心がすくんでしまうというか。
どうも落ち着かないです。
僕は高い所から都会を見下ろすよりも
地べたから緑を見上げているほうが
性に合っているのだと思います。
都心のマンションの3階に住んでいて
仕事柄タワマンの開発に携わっているのですが、
八ケ岳の山小屋を買ったというのは
その反動なのかもしれません。
なんで僕のような人間がこういう仕事をしているのか
わからなくなりますが、
プロジェクトのメンバーに
「だからいいんですよ!」
と、背中を押されながらなんとかやってます。
先週たっぷり楽しんだ山小屋の薪ストーブが
もう懐かしいです。