週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

幸う(さきわう)東京の週末

今週末は東京で過ごしました。

天気が良かったので八ヶ岳に行こうと思っていたのですが、

カラマツの伐採のことや

6月からの仕事のことなどがあり

東京で一服しようと・・・。

 

今日は真夏の日差しが照りつける

暑い日でした。

 

猫のおやつとバスマジックリンを買って

その後カフェで簡単なランチをして

帰ろうとしたら、

なにやら道路が通行止めになっていて

人でにぎわっています。

なんだろうと思ったら

遠くからお神輿が神妙に運ばれてきました。

 

ふとネットを調べたら

新宿花園神社の「神幸祭」の日でした。

 

「神幸祭」というのは

神様が神輿に乗って市井を視察に出かける儀式の事です。

 

いよいよ神様が地上に降りてきて

地上の者たちと命をともに謳歌する季節がやってきました。

 

「幸」という字は

「幸い(さいわい)」と呼んだり

「幸せ(しあわせ)」と呼んだりします。

どちらも名詞です。

でも実は動詞もあります。

「幸う」と書いて「さきわう」と読むのです。

好運に出会う、豊かに栄える、という意味です。

 

幸せというのは

どこかにあって

それを見つけようと一生懸命になっている

人間の姿を想像してしまいますが、

実は太陽の光や緑と共に

人間が満たされた気持ちで

生命にみなぎっている状態をいうのだと思います。

 

ふと、神様と目が合った気がしました。

その神様は神輿の上にではなく

自分の中にいたような気がします。

 

久しぶりの東京の、幸う(さきわう)週末となりました。