週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

隣家との間のカラマツ他の特殊伐採終了!

遂に西側の隣家との間にある大木を伐りました。

 

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こんなに明るくなるなんて想像以上でした!

西側なのでせいぜい西日が当たるようになるくらい・・・

と思っていたのですが、

家の西半分が倍ぐらい光量が増えた印象です。

 

驚きの結果に嬉しくなった僕ですが

僕以上に喜んでくれたのがお隣さんで

久しぶりにいろいろおしゃべりしたのですが

庭が見違えるほど明るくなったと言って

声が弾んでいました。

病気がちな方だったので

こんなに嬉しそうな様子を見るのは初めてで、

僕も同じように嬉しくなってしまいました。

 

そして何より

昨日一日最後の伐採の瞬間にずっと立ち会ったのですが、

特殊伐採というクレーンを使わないやり方は

見ている方もハラハラドキドキでしたが

まるでショーを見ているかのよう!

いや、へたなショーを見るより圧倒的にスペクタクルです。

またロープワーク、チームワークが素晴らしい!

木を上から2~3メートルぐらいの長さに切って

ロープにつないで下ろしていくのですが、

迫る屋根に当たったら大変です。

ですので倒す方向やロープの張り具合などが

技の決め手になるのでしょうけれど、

それをお互いに声を掛け合いながら

ウインチ操作で慎重に慎重にやっていく。

でも最後に倒れる瞬間がきます。

その時が危険です。

一度だけ倒れた木が振り子のように作業の人当たりそうになり

はずみで空中に飛んだことがありました。

でもそれも想定範囲の出来事のようで

何事もなかったかのように作業を続けていました。

高さは20メートルぐらいの高所です。

人がてっぺんに登ると木が揺れます。

切った木が着地する時は

ドーンという音が地響きとともに鳴り

地面にいる僕だって怖いのに

どうして彼らはだいじょうぶなのでしょうか?

 

そんな作業の間も

別のスタッフは

切り倒した木を丸太にしたり

チップにしてばらまいたりしています。

その連携プレーは

何時間見ていても飽きないぐらいの感動ものです。

ほんと、感動して涙がでました。マジで。

 

ここにくるまで紆余曲折、二転三転したのは

前回のブログで書いた通りです。

 

www.kogysma.com

 

特殊伐採よりクレーンの方が安いはずなので

クレーンの業者にお願いしたほうがいい、

というアドバイスもいろいろな方からもらったのですが、

結果この場所にこの高木が伐れる

大型クレーンが入らないことが判明。

仕方なく人海戦術に切り替えたのですが、

仮にここにクレーンが入ったとしても

僕は特殊伐採でお願したほうが

遥かに意義あるものだと確信しました。

 

クレーンだったらいとも簡単に木を根こそぎ切って

持ち上げて運んでしまうでしょうけれど、

木の高さ、木の重み、木のクセなどと対話しながら

自分よりもはるかに重力のある木を少しずつ削っていくような作業。

人と自然を対峙する貴重なライブドラマを

特等席で見ることが出来るのですから。。。

 

今回切った木は

前のオーナーさんが植えたカラマツがメインで

年輪を数えたら31ありましたので

31年前に植えられたものでしょう。

前オーナーさんも何度か伐ろうとしたらしいですが

自分が植えた木ゆえに愛着があって

ずっとできないまま亡くなってしまったそうです。

そんなオーナーさんも

そして伐られた木にも幸せになってもらえるような

やり方だったと自負しました。

 

この倍以上出た丸太は

大切な冬の糧にしたいと思います。

 

最後にご参考のために作業概要をまとめます。

 

●発注先:森の便利屋さん アットホーム原村

●作業日数:3日

●作業人員:5人

●伐採樹木:合計7本

 カラマツ(25メートル級)5本

 欅(20メートル級)1本

 杉(15メートル級)1本

●付帯作業:

 丸太伐り

 枝葉のチップ化(庭にばらまく)

 屋根掃除

●料金:¥400,000-(税込み)

 

この金額を見ると高いという人がいるかもしれませんが

これだけ命がけの真剣勝負を見せられたのですから

僕は決してそうは思いません。

 

最後に代表の森下さんと話しました。

普通のサラリーマンを脱サラして8年前に原村に移住、

DIYで家を建てたりされていたようですが

趣味が高じて伐採の技術を磨いていったようです。

控えめでまじめなとてもいい方で

僕は生まれ変わったら弟子入りさせてください!

と半分本気で冗談を言い、

お隣さんはというと

いつの間にか彼に木の伐採作業をお願いしておりました。

 

樹木の伐採やお庭のことなどで検討されている方に

参考になれば幸いです。