週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

遂に隣家との間のカラマツを伐採することに

今朝6:03に原村の特殊伐採屋Mさんから

東京のベットで起き掛けの僕にメールがあり

「今日からカラマツの伐採に入らせていただきます」

とのこと。

 

「よろしくお願いします。

お隣さんに一声かけてから始めてください」

と返信しました。

 

カラマツは山小屋の家の

隣家との間にそびえたっています。

カラマツ5本のほかに欅1本があります。

 

紆余曲折、二転三転、一歩進んで二歩下がることを繰り返し

ようやく実行にたどり着きました。

 

というのもこれを伐ろうと考えたのは2年前。

その時知り合いになった庭師さんに聞いたら

「早く切ったほうがいいですね」とのこと。

とはいえ樹木は太く根っこはしっかりしてそうなので

大丈夫だろう・・・なんて忘れかけていたら、

去年の夏に

煙突掃除をお願いしたMさんに

「これ、放っておくと危ないですから

早めに伐ったほうがいいですよ」

と、その理由も含めてきちんと説明されたので

え、やっぱり伐らなきゃいけないじゃん?!

と思い直し、

だったらついでということでMさんにお願いしたところ

年明け2,3月(今年の冬ですね)にやりましょう!

と相成りました。

 

見積もったところ37万でした。

 

さて時は流れ年が明けたのですが

一向にMさんから連絡がありません。

Mさんはお隣長野県原村がベースの人なので

そっちの仕事が忙しくなって忘れられたかなあ・・・

などと思っている時に、

今度は伐採に詳しい友人のOさんが

「特殊伐採よりクレーンにしたほうが

20万円台で行けるはずなので

だったら僕の知り合いを紹介しますよ」

と言ってくれました。

 

以前この場所はクレーンが難しいと言われたことがあり

特殊伐採ありきでずっと考えていたのですが

もう一度原点に帰ろう・・・と思い直し

ちょうどMさんも僕のこと忘れてしまったようなので

気持ちを切り替えたところ、

家のポストに「庭木の伐採やります」のチラシが入っていました。

見ると安い!

渡りに舟だ!とばかりその業者さんに連絡し来てもらったら

その業者さんも

「場所柄道から奥まっているし隣家とも近く

そもそも道路が狭いのでクレーンは入らないかもしれないです。

クレーンの確認と特殊伐採の場合の見積もりを出しますね」

と言って帰っていきました。

 

なんだあ・・・

クレーンはやっぱり無理かあ・・。

そうして特殊伐採の金額を聞いたら

40万ぐらいはかかるでしょうね・・・

と言われました。

 

何故そのぐらいするかというと

4人体制で3~4日かかり

同時に枝葉のいらない部分の処理に

12万ほどかかるからだそうです。

 

というわけで

クレーンが無理で特殊伐採しか方法がないこと。

特殊伐採だと40万ぐらいはかかるだろう。

という2つが判明した途端、

なんだかもう伐らなくても大丈夫じゃね?

なんて気持ちになり、

お隣さんもこだわってないようだし

もう伐採はヤメ!

 

そう決めかかったある日のこと、

突然ほとんど忘れかけていたMさんから連絡があり

「5月に作業に入れそうです」とのこと。

 

「ええ~?2月とか3月とかじゃなかったの?

忘れていましたよ~」

とちょっと意地悪な返事をしたら、

冬は家族がコロナにかかり、

さらに大雪で仕事がストップするなど、

全然動けなかったらしく

今になってしまったと

謝りの返事が。

 

Mさんは煙突掃除で

その人柄や真面目さを知っています。

内心Mさんから連絡があって良かった~と思うと

俄然今度は木を伐る方向に気持ちが傾きました。

 

揺れまくった気持ちですが

台風でカラマツが揺れまくる前に

やっぱりやっちゃお!と相成って

今日にいたるというわけです。

 

新緑の季節にこれを伐ってしまうのは

心が痛むのですが

これもタイミング、というか出会いというか。。。


まあ、でもいざ伐採されるとなると

肩の荷が下りるようでほっとします。

ひょっとして台風で倒れたら・・・

なんてのどに刺さった小骨のような心配事が

すっかり消えるのですから。

また、

まだかろうじて仕事の収入がある間にやっちゃう方が

気も楽ですし。

 

この件もあり木曜には八ヶ岳に入ります。

 

風通しの良くなった庭を

風通しが良くなった気持ちで見るのが

とても楽しみです。