週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

早春の山小屋での一泊二日。

週末一泊二日で八ヶ岳に行ってきました。

目的はというとアバルト甲府に車検で出していたマイ・アバルトの

ピックアップです。

最近は仕事も忙しく

こんなとんぼ返りのような二地域居住が続いており

山小屋に行っても

雑木林の手入れも薪割りも

家のメンテナンスもできないまま東京に戻る有様なのですが

少ない時間の中で必ずやるのは

薪ストーブのメンテナンス(というか掃除)と

小枝拾い、水抜きです。

そのついでに庭を回って春を探したら

ありました。

先々週来たときは一つしかなかった福寿草のつぼみは

先週二つになり、

そして今回三つに増えていました。

 

その隣に生えているのはロウバイの木で

見上げると黄色い花がいくつも下を向いて恥ずかしそうに咲いていました。

一方でまだ花粉がそんなに飛んでいないことを

クルマのボンネットがきれいなことでわかりました。

 

2月は春の予感でしたが

3月に入ると早春へと季節は明らかに変わっていました。

 

もうすこしここにいたいな。

 

昨年までフリーランスで時間を自由にコントロールできたのですが

去年の秋からほぼほぼサラリーマン状態になってしまい

自由にコントロールできる時間がありません。

 

そうなればそうなるほど八ヶ岳に行きたくなります。

フリーランスのときは

八ヶ岳に行くのなら

最低でも2泊はしないと・・・などと思っていたのですが、

今では一泊でもいいから行きたいと思います。

行ったら行ったで

短い夜を大切に過ごそうと時間をいつくしみます。

いっぱい時間があるときより

1時間の密度が濃いです。

大好きな彼女とのデートの時間が残りあと一時間・・・

そんな気持ちに似ているかもしれません。

 

来週もまた来るよ。

そう言って春の日差しを浴びられるように福寿草の枯葉をよけて

山小屋を後にしました。