昨日の昼間、四谷の交差点で信号待ちしていると
バサバサバサと乾いた排気音が近づいてきました。
見るとポルシェ911でした。
色は栗色、
タイプ993という911最後の空冷モデルでした。
ビンテージになっているモデルです。
ふと運転席に目をやったら
若い女性でした。
窓を開けてストレートの長い髪を簡単に束ねて
信号が変わるのを待っていました。
かっこいい~~~!
思わず見とれてしまいました。
僕は古いクルマには女性が合うなあ・・・っていつも思います。
オープンカーなどは最高です。
国産・外車問わず好きです。
なぜかはよくわからないのですが
女性に優しく丁寧に扱ってもらえて幸せだな・・・
そんなクルマと人間の関係がヒューマンに映るせいかもしれません。
同時に最近どうしてこんなクルマに乗るの???
と思うような愛車遍歴を持つ若い女性が多いように思われるのは
気のせいでしょうか。
よく見るサイトがコレ。
「NOSTALGIC HERO」。
自分の好きなものは誰に何と言われようが好き!
クルマを左脳で語らず右脳で愛する
そんな潔さもあるのかもしれません。
古いとか運転しずらいとか全部乗り越えて
それを「ナニコレ~!面白い」
といって楽しんでしまう無邪気さがそうさせるのかもしれません。
ドイツでは製造から30年以上たつとヒストリーナンバーが付与され
税金が安くなります。
僕はドイツと同じようなことになれば
日本は別の意味で文化の花が咲くと思うのです。
でも理屈で考えるとそうはならない。
日本のクルマのある風景を
もっと豊かにしてくれるのは
若い女性だと思います。
やがてクルマが運転できなくなっても
そういう風景だけはずっと見ていたいです。