週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

ABARTHと500のギャップに萌えた!

八ケ岳のアバルト仲間のOさんが

アバルトを車検に出したら

代車がFIAT500(チンク)だったとので、

せっかくのチャンスなので乗りにきませんか?

というお誘いを受け、

ホイホイと喜んで遊びに行ってきました。

 

これが代車のチンク。

走行距離はまだ500kmのほぼ新車!!

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か、可愛い!

 

内装も・・・

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か、か、か、可愛い!!!

 

これ最近女子に人気あるのがわかりますよ。

 

で、エンジンはというと、

排気量:1.2L

最大出力:69ps

最大トルク:102Nm

 

一方僕のABARTH595ツーリズモは

 

排気量:1.4L

最大出力:160ps

最大トルク:206Nm

 

チンクと聞いただけで

ひ弱で坂道も汗かいて登る・・・

みたいなイメージを持っていた僕は

さあどんだけコトコト可愛いんだろうか・・・

と、そのひ弱さを期待して乗り込んだら、

いやはやビックリ。

ひ弱さなんてありません。

普通の乗用車と同じようにスムーズ。

しかもエンジンの回る音がいい。

日本車の同程度のクルマは

4000回転ぐらいまで踏み込むと

それ以上はスピードは頭打ちで

ウォーンという音だけはする

みたいな感覚ですが、

スピードこそ上がらないけど

スッキリと5000回転以上も回りきるのが

なんともいえず気持ちいいのです。

そして何より乗り心地がいい。

ファブリックのシートが固くもなく柔らかくもなく

それでいて足回りも柔らかいので

路面のショックがあまり苦にならないのです。

もちろん小さいクルマなので

高級車のようにはいきませんが、

遠乗りも高速も十分行けるでしょう。

 

一言でいうと

「上品なコンパクト」です。

 

チンクの試乗を終えて

自分のアバルトに乗り換えると

全く別物であることがわかります。

ドカンと効くターボ。

ブリブリとうるさい排気音。

舗装道路ってこんなに荒れてるの?

と思わせるようにガタガタ突き上げるサスペンション。

ベース車両は同じなのに

何故もここまで違うものか・・・と

半ば感心してしまいました。

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一言でいうと

「下品なゴーカード」です。

 

でも上品も下品も

全部”楽しい”という衣で包まれているのが

イタリアの大衆車らしい。

 

ギャップ萌えという言葉がありますが、

2台に乗るとそのギャップに萌えます。

 

ほんとは1台に上品さと下品さを兼ね備えていることが

ギャップ萌えなのでしょうが、

そんなドイツ車や日本車のような器用さは

フィアットにはありません。

オールラウンドなんて言葉

はなっから捨てている潔さ。

 

そう言えば夫がアバルト、

妻がチンクなんていう家族を見たことがありますが、

ABARTHと500の2台持ちというのが

一番楽しいんでしょうね。

 

僕には無理なので

Oさんと同じように

チンクは台車で味わうことにしましょう!