週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

長崎の旅ートルコライスで変態する@「ツル茶ん」(長崎)

パフェに続いて

長崎の旅第3弾は

トルコライスに挑戦したお話です。

 

www.kogysma.com

 

長崎で「ツル茶ん」という喫茶店に出会いました。

www.nagasaki-tabinet.com

創業は1925年(大正15年)。

九州最古の喫茶店と

これまた有名なお店です。

なんで「ツル茶ん」というかというと、

長崎は地図上で見ると

ツルが羽を広げているように見えることから

”ツルの港”と呼ばれているらしいですが、

そこに出来た最初の喫茶店、

ということで

「ツル茶ん」という名になったらしいっす。

f:id:kogysma:20220317205654j:plain

思案橋の近く、

アーケードのはずれにあって、

ひときわレトロな建物の扉を開けると

そこは古き懐かしき時間が

ようこそ!といって

迎えてくれました。

f:id:kogysma:20220317205719j:plain

f:id:kogysma:20220317205916j:plain

 

たくさんのメニューに一瞬迷ったけど

鉄板と思われる

「昔懐かしトルコライス」(¥1480-)を注文。

これがやってきたトルコライスです。

f:id:kogysma:20220317210128j:plain

ひとつのプレートに盛られた

ピラフ、とんかつ、ナポリタン、サラダ。

まるでお子様ランチの大人版、といった様相です。

期待に胸を膨らませて口に運ぶと、

見た目以上にやさしい味です。

そう、味も

「お子様ランチ」の大人版、

「大人様ランチ」といった感じで

前の晩に飲み過ぎた私的には

とてもお腹にやさしくて好印象でした。

 

夢中になって食べていると

目の前の若い男性客二人連れの一人が

「トルコライスってトルコ風呂と関係あるの?」

と、若いアルバイトらしき女性店員にふざけて聴きました。

女性店員はトルコ風呂がよくわからないようで、

「トルコ・・・ブロですか・・・?」

と聞き返したのですが、

男性が

「エッチなことをするお風呂」

と答えたら、

「私にはわかりませんが・・・」

と、プイッと行ってしまいました。

 

・・・やめなさいって💦

 

そうしてもう一組、

僕と同じくらいの中年のご夫婦が

電話で話しています。

軍艦島に渡りたいのだが船は出るか?

みたいな話でした。

 

そうか、軍艦島って手はあったなあ!

 

このお店はトルコライスの他に

”長崎名物・食べるミルクセーキ”も有名で、

こちらも発祥の地になっているようです。

f:id:kogysma:20220318091905j:plain

 

レトロな喫茶店は全国津々浦々あるけれど

雰囲気もメニューも

ツル茶んの個性は圧倒的です。

まだ、朝の10時半というのに満席!

賑わっています。

壁にはたくさんの芸能人のサインが張ってありましたが、

彼らをもトリコにするトルコライス、

なんでもそうですが

極めた先にある個性は

決して廃れずに文化になっていくんだなあ・・・と

しみじみ思わせてくれた

とてもためになる変態体験でした。