週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

八ヶ岳でやる気が出たときは庭仕事に限る!

やる気が起きないときは酒を飲んで過ごそう!

なんてブログを書いた翌日の日曜日、

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前日とは打って変わっての大晴天。

 

思わずテラスに椅子を出し

木漏れ日を浴びながら朝のコーヒータイムです。

 

雨を集めた東側の川の流れる音がザアザア轟き、

おそるおそる鳴いては止みを繰り返す臆病なアブラゼミが

夏の日差しににじみ出し、

やがて遠くの方からチェンソーの音が控えめに聞こえる。

 

典型的な山小屋の夏です。

 

思わず元気がみなぎり

今日は伸びた草を刈り倒すぞ~!とばかり

作業着に着替えて鎌をもって庭に出ました。

 

いやはや、伸び放題の庭です。

こんな篠竹が多いので

草むしりではなく草刈りなのです。

 

さて、草刈りに着手すること40分。

もう汗が噴き出してきました。

 

まだ朝の9時だというのに

もうハアハアです。

 

こういう時はどうするか、

八ヶ岳の諸先輩方に教わった教訓を生かします。

 

疲れたらやるな。

飽きるまでやるな。

 

です。

 

疲れても無理してやると体にきます。

体にこなくても飽きてしまいます。

飽きてしまったら山小屋の暮らしは成り立たなくなります。

なぜなら山小屋での毎日は同じことの繰り返しだからです。

 

僕はこの言葉が大好きで

肝に銘じています。

そのせいか、休憩の合間にこんなきれいな花に気づいたりします。

 

地べたから生えいずるように花開くのはツツジで

こんもり茂った緑の中であやうく気がつかないままでいました。

 

この日は午前中いっぱい庭仕事をし

お昼は家でラーメンを食べて

八ヶ岳を後にしました。

 

汗があっという間に天高く気化し

少しずつ乾きを取り戻すTシャツに

かすかに木の香りを感じながら

アバルトでの東京までの帰りの道中は楽しかったです。

 

来週、再来週と子供と孫が実家に来るので

八ヶ岳には行けませんが、

誰よりも先に夏を満喫できた1泊2日でした。