週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

東京の喧騒を抜け出して、八ヶ岳の山小屋の成層圏へ。

今年は納会や忘年会が多く、

金曜日は4時から銀座で納会、

7時から六本木で忘年会のダブルヘッダーで

もうぐったり。

そんなにはしゃいだつもりはないのですが、

今朝起きたら何故か声が枯れていました。

 

納会ではビンゴゲームで2等が当たり

中身はクオカード2500円分。

今年の運を使い切った感じです。

1500円分の運を

安月給の息子におすそ分けしました。

 

大掃除にもくもくと励む妻をよそ目に、

僕は3週間ぶりの八ヶ岳にGO!

 

午後の2時ごろに家を出てて、

買い物なんぞをして

山小屋に着いたのは

4時半ごろ。

道は全然空いていました。

 

僕は音に妙に敏感で、

うるさい音や声が何より嫌いです。

 

掃除機の音、

携帯電話の音、

食器ががちゃがちゃいう音、

大きな声、

救急車のサイレン、

マフラーをいじったバイクの音・・・。

 

朝はというと

遠く(といっても5分ぐらいのところ)を走る

丸の内線の始発の電車の

微かな音や振動で

目が覚めてしまうくらいです。

 

そんなすべての音が消えた

八ケ岳の山小屋はというと、

行ったことはないけど

成層圏のようで、

静謐で、暗くて、冷たくて、透明で、

たった2時間半で宇宙に飛び出して、

そこから地球を眺めているような気分です。

昨日の納会や忘年会の喧騒が

信じられないぐらいのところまで来てしまった感じです。

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雪の痕跡が残る駐車場にクルマを止め、

家に入ると、

室温:4度。

湿度:65%。

すべての物が凍ったように、

三週間前とまったく同じ場所で

息を殺して僕を待っていました。

 

死んだ冷たいリビングの薪ストーブに

火入れをすると、

徐々にゆっくりを家が目を覚まし出します。

 

パチパチと音を立てて燃え盛る炎。

時折ゴト、ゴト、と音を立てて崩れる薪。

聴こえる音はそれだけ。

 

妻も子供も

冬の静まり返った山小屋は怖くて一人では行けない・・・

ジェイソンが来たらどうすんの?

とか言いますが、

ジェイソンが来たら

寒い中よく来たな、まあ温まってくれよ!

ぐらいの感じで

僕だったらウェルカムしちゃうかもしれないなあ・・・。

 

どこまであんたはバカなのよ!

と笑われことのは目に見えてわかるのですが、

静寂の中の薪ストーブの炎に

地上を抜け出して成層圏に一人いるような

とてつもない幸せを感じます。

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