週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

冬を制する別荘は四季を制す

軽井沢とかに別荘持っている友人は

別荘を避暑地として使っているので

冬は行かずに

夏だけの利用をしています。

 

やっぱり寒くて冬は無理・・・

 

ということなんですが、

寒い季節だからこそ楽しめることってあるんじゃないかな、

と思っていて、

ついては僕の山小屋購入は

一応冬をベースに考えて至ったものなのですが、 

”冬を制する別荘は四季を制す”といいたいほど、

冬の八ヶ岳は、いい味を醸し出してくれます。

 

① 高速道路が空いている

 

あの中央高速が、土日なのにもかかわらず

いつだってスイスイ。

高速道路嫌いな僕ですが

冬場は利用しています。

これが本来の高速道路のあるべき姿なんでしょうけどね。

 

② 3つの名峰が美しい

 

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山小屋に近づけば近づくほど

その雄姿をあらわにする、

南アルプス、八ヶ岳、そして富士山。

澄み切った青空にエッジを削るように

白くそびえるその姿は、

冬の八ヶ岳の風物詩だと思います。

夏はここまできれいに見えないことが多いです。

誰もが知っているこの名峰群を

心置きなく見渡せるのは、

八ケ岳を置いてないんじゃないでしょうか。

 

③ 晴天率が高い

 

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日照時間が日本一と言われる北杜市ですが、

冬は特にその恩恵を感じます。

確かに寒いですが、

雪はあまり降らず、

日本海側にあるようなどんよりした感じは皆無で、

いつだってニコニコ晴れ男。

落葉樹の雑木林に囲まれた僕の山小屋は

冬の斜光が降り注ぐので

朝こそ寒いですが

昼間は暖房はつけません。

 

④ アクティブ・インドアが楽しい

 

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夏場は庭の手入れや造作、家のメンテナンスなど

外でやることが一杯ですが、

それを終えた冬はやることがないので

家にこもりがちです。

ですが、いわゆるじっと引きこもっている感じではなく

家の中でアクティブになります。

薪ストーブを焚くこと。

そこで料理を作ること。

その前でストレッチをすること。

好きな楽器の練習をしたりすること。

音楽を聴いたり本を読んだりすること。

実は頭も体も結構動かすので、

意外に疲れます。

疲れるとお酒もおいしいし

いつもより眠れる。

僕はこれをアクティブ・インドアと読んでいます。

 

⑤ スウェリング・アウトドアが楽しい

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筋肉を使って汗をかいてみんなでワイワイ・・・

という夏のアウトドアとは全く逆で、

冬のアウトドアは一人じっくり

自分と向き合う時間をくれます。

サクサクと落ち葉の庭を歩くこと。

そこに命の息遣いが聞こえないか

アンテナを張り巡らせること。

鹿の群れに出会うこと。

そこに動物たちとの共存共栄を感じること。

レストランに行っても混んでいないので、

ゆっくり料理を味わえたり、

お店の人と話せること。

温泉に行った日などは

ポカポカ感がハッキリわかり、

健康でいることの有難味を感じられること。

外に出ることは自分と向き合うことになるので、

心の奥から発見の歓びがうねるように膨らんできます。

これを僕は、スウェリング・アウトドアと読んでいます。

(ちょっとカッコつけすぎ?

英語間違っていたらごめんなさい💦)

 

⑥ 財布にやさしい

 

さあ、これは八ヶ岳を好きな人なら

誰もが(?)知っていること。

「寒得フェア」が開催されることです。

tenkuhaku.com

 

例えば、こんな概要です。

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このフェアには

いろいろな地元のレストランやショップ、

温泉、アクティビティなどが参加していて、

例えば萌木の村のロックなどは

行列ができるほど並びます。

 

残念ながら今年は暖冬で

先週末は10%しか割引になりませんでしたが、

今週末行く頃には

もうちょっと寒くなっているかな?

 

寒くなあれ!

寒くなあれ!

そんな風に願って冬山に向かう旅は、

八ケ岳を置いて

たぶん他にないでしょう。

 

いずれにせよ

じっとさせてくれない八ヶ岳は、

夏の避暑地でもあるけれど、

冬の秘寒地でもあります。