この週末は八ヶ岳で春の訪れを
満喫しようと思っていたのですが、
仕事の締め切りが早まり
急遽八ヶ岳行を取りやめに。
北杜シェフズバルを楽しみにしていたのですが
残念・・・!
なのでこの金曜日、
銀座で見つけたシェフズバルをご紹介します。
お店の名前はスペイン料理のお店、
「Arroceria La Panza」です。
もしもピンとくる方がいたら
お目が高い!
代官山に本店を持ち、
2019年、2020年と、
2年連続でミシュランに選ばれたお店です。
金曜日の夜、打ち合わせが終わって8時ごろ、
仕事の流れで3人で行こうと
ダメ元で電話を入れたら
ちょうど空きがでた瞬間だったようで、
幸運にも入ることができました。
ほんと、ランチすら数か月先まで埋まっている店なのですが💦
入り口のお店のプレートには
しっかりミシュランの印が掲げられています。
入ると店の雰囲気は
代官山の本店に似ています。
代官山が地元の食通を相手にしているのなら
銀座はちょっとおしゃれな
ビジネスウーマンを相手にしている感じでしょうか。
とにかくお客さんの9割は女性でした。
3年ほど前代官山で食べた味忘れられなくて、
注文したのは
まずはイベリコ豚の生ハム。
これ、本当にハムなの?
目隠しして食べたら
歯ごたえのある濃厚なチーズを食べていると思うでしょう。
うまいのなんのって、
これがハムとは信じられないうまさです。
思わず2皿を頼んでしまいました💦
そして次にサラダ。
見た目はごく普通のグリーンサラダです。
でも何かが違う・・・
そう、多分ドレッシングが違うのです。
家でたまにドレッシングを作るときがあるのですが、
どうしたらこういう味になるんだろう?
オリーブオイルの違いかなあ・・・。
サラダに混じっていたオレンジやイチゴが
これまた絶妙に口の中で彩を添えてくれます。
そして次にオムレツです。
このふっくらまあるい形、ご覧あれ。
形と同じように
中身もふわふわでほんのり甘くて、味もまあるい。
ケーキのように切り分けて当分したはずなのですが
最後に残った一切れに、
大人3人が遠慮なく
一斉にフォークを刺したくらい、
争いの種になるうまさです。
このとき既に2本目のワイン。
一人は下戸でしたので
二人で二本目に突入しております。
そんでもって最後に注文したのは、エビのパエリア。
このお店はパエリア自慢のお店でもあり、
いろいろなパエリアがあるのですが、
注文したのは平たいスキレットで焼くパエリアではなく
底の深い鉄鍋で作る
おじやのようなパエリアでした。
こうしてお玉ですくって食べます。
これだけで十分おいしいのですが、
店員さんが
「これをつけて食べるとおいしいですよ~」
とニヤリをして持ってきてくれたのが、
皿の左側にあるガーリックマヨネーズです。
パエリアのお米とガーリックマヨネーズの相性はというと
お互いが高め合う関係、とでもいうのでしょうか。
もっというと
アリーナ・ザギトワと羽生結弦の
息の合ったペアスケートのような感じです。
(ザギトワ選手は引退しないみたいですね!
がんばれ!!)
とにかく何を食べても裏切らないおいしさ。
3人で約5000円のワインを2本たのんで
全部で25000円程度でした。
数か月先まで予約で埋まっている理由がわかります。
数か月待ってまで行く価値があるお店です。
「La Panza」とは
「たいこっぱら」という意味らしいですね。
その通りに腹はパンパンに膨らんで
東京の花金を満喫した夜となりました。