今日は義母のお墓参り。
義母は10月15日、57歳で亡くなりました。
僕は今58歳。
去年の僕のときにこの世を去ったと思うと、
僕が今やっている八ヶ岳二地域居住などは
なんて贅沢なことか。
いや、贅沢とかそういうことではないんだな。
彼女の時代に二地域居住が注目されるなんて
誰が想像したでしょうか。
手を合わせながら
彼女の生きられなかった人生の後半を
僕が変わって生きてあげたらいいなあと思って
手を合わせました。
そしてその足で
娘夫婦の家に。
娘が妊娠したお祝いを兼ねての食事会です。
コロナ禍だしちょっと気持ちが悪いというので
ウーバーイーツでやろうか?
言ったのですが、
大丈夫、何かつくるわ。
そうして訪ねていった娘夫婦の食卓です。
「間違ってスープ2品になっちゃったあ~💦」
と言い訳する娘。
それにサラダとパン。
物足りなさもあって
どちらかというとメインは
僕らが買って行ったケーキになっていました。
味はとてもおいしかったし
楽しくいただいたのですが、
来客があるときは
前日から仕込んで余るぐらいの料理を出す妻にとっては
不届き千万。
「ったくもう!私の手料理覚えてないのかしら!」
と、帰りのクルマのなかでブツブツ三昧。
まあ、体調のこともあるし
身内だから・・・ということもあり、
その辺のことはこれからじゃない?
と、僕は意外とのんきなもんでした。
それよりも義母の命日が10月15日。
娘から妊娠した!と連絡があったのが10月7日。
一人減った過去と
一人増えるだろう未来との狭間で
悲しみも喜びも謳歌させてくれるのが
誰にとっても訪れる人生の風景なんだなあ、と、
なんとなくしみじみとしてしまいました。
ところで、娘夫婦の家にいる
1歳と少したったポメちゃんは
人懐こいってありゃしない!
それに比べてうちのとらとこたはというと・・・。
なんでいままで放っておく?
と、にらみをきかせています。
ごめんごめん!といって名前を読んでも知らん顔。
抱いて抱いて!とペロペロ顔を舐めてくるポメちゃんと、
抱こうとするとうざい!と言ってパンチしてくるとらとこた。
心臓の形は違えど、
しかし
命あるものはすべてかわいい!!