夜の夜中
酔っ払って寝ようとしたら
とらとこたが洗濯機の前で
明日洗う洗濯物に囲まれて
幸せそうにしている。
この洗濯物は
週末の山小屋から持って帰ってきたもの。
シーツや布団カバー、下着やTシャツなどいろいろ。
山小屋から帰って洗濯置き場に広げたら
ずっとここでクンクン匂いを嗅ぎながら
いつの間にか夜になっていたという次第。
なんでこの洗濯物が好きなんだろう?
と思って僕も匂いを嗅いだら、
いつもの僕らしき匂いに
山小屋の木の匂いが混じっていた。
いつもの縄張りにはない
ちょっと変わった匂いだぞ!
そう気になったのかもしれない。
でも、
この山の匂い、懐かしいなあ・・・!
なんて思っているのだったら
とらとこたを四谷のマンションに閉じ込めておくのが
可哀想になってくる。
この二匹を連れて八ヶ岳に行ったり来たりできたら
僕も猫もどんなに楽しいのだろうか・・・
なんて思うも、
心臓病を患い10分もクルマに乗っていると
口を開けてハッハッハッハッと
激しく呼吸を始める二匹を見ると
それはどこまでも人間のエゴなのかな、
とも思う。
このクリクリと好奇心に満ちた目が
いつまでも狭いマンションで輝きますように・・・!
僕は今週末も山小屋に行って
また僕と山の匂いの着いた洗濯物を
大量に持って来ますのでお楽しみに。