週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

八ケ岳南麓のソウルラーメン@「蘇州」(須玉)

先だって薪小屋の上棟をした日のこと。

午前中はぼんやりと過ごしたものの

午後はさあ、一気に薪小屋に取り掛かるぞ!

と気合を入れ、

でも気合を入れたとたんにお腹が空き

まずは元気を付けようとガッツリ飯にすることに。

行ったお店は

須玉のラーメン屋さん、「蘇州」です。

 

国道141号線沿いにあり

多分誰もが見たことのあるお店。

 でもせっかく東京から八ヶ岳まできたのだから

もっと八ケ岳らしいおしゃれなお店でランチにしようと

パスしてしまうお店。

 

でもそういうお店にこそ

八ヶ岳山麓の魂が宿っているというものです。

 

お店に入ったのは開店10分過ぎ、

11:10分でした。

先客が一組いただけで

広い店内はガランとしていました。

 

メニューを見て注文をし

一息ついたらなにやら店内がやたらとにぎやかです。

見まわしたらもうほぼほぼ満席になっていました。

11:30のことです。

 

お客さんはというと

久しぶりの週末

家族でワイワイ楽しもうとやってきたファミリーや

その仲間たち、

朝から汗をかいた土木作業員らしき逞しい男性組、

さらには新聞を片手にサンダルをつっかけて入ってきた

常連のお爺さん、、、

などなど、地元の人たちばかりです。

 

半分東京の僕らは

若干肩身が狭い思いになったものの

地元の人に負けじと

この店の看板メニューを注文しました。

 

妻は「肉味噌ラーメン」に餃子を。

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僕は「タンメン」を。

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実は僕は以前一人で一度だけこの店に来て

「肉味噌ラーメン」を食べたのですが、

いわゆる都会でありがちな”こだわりの味”でもなく

かといって妙な”こだわりの味”があり、

それがとても印象的で

妻に一度体験してもらいたいと再来したわけで、

もう一つの看板メニューでもある

平打ち麺のタンメンを注文した次第です。

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ツルツルなめらかでコリコリ歯ごたえのある平打ち麺が

斬新な味わいです。

思ったより野菜が少なかったのですが

全体のボリュームは見た目以上で

8割ぐらい食べたらもうお腹はパンパンでした。

 

初めての街に行くと

だいたいラーメン(中華料理屋)に行くのが多いのですが、

ラーメン(中華料理屋)はその地域の個性や嗜好を

見事に体現している料理だと思います。

そういう意味でいうと

蘇州の看板メニュー、

体力勝負の毎日のエネルギーになる肉と

それを調和するビタミンたっぷりの地場野菜を使った

「肉味噌ラーメン」と「タンメン」は

八ケ岳のシンボリックな味であり、

さらにいうと都会には絶対に醸し出すことが出来ない

のどかでやさしく

それでいてふやけた腹をガツンと蹴とばすような

ボリュームです。

是非とも東京から来た人に味わってもらいたい

八ケ岳のソウルラーメンです。