週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

薪ストーブで焼き芋を焼く

八ケ岳に山小屋を買う前、

千葉にいた時から数えると

薪ストーブ歴8年以上になるのですが、

薪ストーブを買った多くの人が

最初にやってみる楽しみを

未だにやっていないことに気が付きました。

 

焼きいも

 

です。

 

何故今更気が付いたのかというと

先週末に遊びに行ったOさんの奥さんが

コーヒーと一緒に出してくれた焼きいもが

あまりにおいしかったからです。

 

その時の焼き芋がこれ。

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自分の畑での獲れたてを薪ストーブで焼いた芋は

トロトロでクリームを食べているかのように

甘くておいしかったのです!

 

その時の味を思い出し、

週末やってみました。

 

買ってきた安納芋は

670gと210gの大小2個。

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これを水にぬらしたキッチンペーパーで包み、

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さらにアルミホイルで包みます。

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濡らしたキッチンペーパーで包むのは

焦げ目がつかなくなるのと

トロトロになるからです。

 

アルミホイルだけで焼いたほうが

焦げ目がついてホクホクになるとの話ですが、

それは好き好きのようです。

 

僕はトロトロを目指してキッチンペーパーを使いました。

 

そうしてそれを

十分熱くなった薪ストーブに入れます。

 

180度ぐらいがちょうどいいのかな・・・。

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ストーブの中はというと

ガンガン燃えているのではなく

チョロチョロと燃えている薪の隣あたり、

熾になっているところに置くのがいいようです。

 

芋の大きさにもよりますが

大体30分から1時間半ぐらいの間で出来上がり。

 

さあ、その出来栄えはというと、

思った以上にトロットロ。

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スプーンですくって舐めるように食べました。

甘い!おいしい!!

キャンプなどでダッチオーブンでの経験は

何度もありましたが

それよりかはるかにうまい!

 

焼けた鉄の部屋で

遠赤外線で圧力をかけて蒸し焼きにされるのですから

うまいはずです。

化学的には

デンプンが糖に変わる温度をきちんと保つと

おいしい焼き芋になるらしいですね。

 

最初にしては上出来ですが、

反省点がひとつ。

あくまで熾火で焼くのがよく、

くべた薪の炎に直接あてると

焦げてしまいます💦

 

そうして更なる発見もひとつ。

焼き芋はワインにもウイスキーにも日本酒にも

合うということ。

 

今さらですが冬の山小屋の夜が

更に長くなりそうです。