週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

ついに日本では内燃エンジンのアバルト595が入ってこなくなるらしい!?

アバルト595のリアのハッチゲート部分の留め金が

また緩んでしまい、

乗っているとカチャカチャ音を立てて

下手するとハッチが開いてしまいそうな雰囲気です。

こういった現象がこれまで2度ほどあって

そのたびに荷物室のカバーを外して

レンチで締めなおしていたのですが、

自分の締めなおし方が弱いのかと思い

今日八ヶ岳に入る途中

甲府のディーラーに行って締めなおしてもらうことに。

 

とか何とか言いつつつ

フィアット500eを見たいなあ・・・とずうっと思っていて

そんなこんなで満を持して行ってきたというのが正直なところです。

FIAT 500e (チンクエチェントイー)|FIAT

これが「フィアット500e」。

完全なる電気自動車で満充電で230~240キロ以上は走るそうです。

自動車評論家の試乗記を読むと

すこぶる評判がいい。

 

この寝起きというかヤンキーというか

機嫌悪そうな目がなんともうちの猫どもに似ていて

なんだか親近感がわいてしまう。

 

クルマを預けてお店に入るとありました。

そのねぼけた猫の目のフィアット500eが。

 

思った以上にどっしりしているなあ・・・なんて思っていたら

工場長がやってきました。

(この工場長さんはまだ数回しかお邪魔したことないのに

僕の顔を覚えていてくれてあたりまえのように話しかけてくれるので

すごい人だなあ・・・!なんて感心してしまいますし

この方がいるので思わずここにきてしまうという・・・)

そして工場長から一大発言が・・・!

 

なんと、ガソリン仕様のアバルト595の生産が終了し

電気自動車一本になるのだとか!

 

少なくとも日本、イギリスといった右ハンドル車の国から

電気自動車になって

ガソリン車の割り当てが無くなるのだとか!

 

実はディーラーにも一か月ほど前に入った情報で

寝耳に水でショックを受けているのだとか!

 

この情報はまもなくアナウンスされるらしい!

 

いつかは来るだろうと思ってはいたものの

僕もあまりにショックで

何をどう考えていいのかわからなくなりました。

 

混乱しまくっている僕に

「ということで時代は電気自動車になるので

試乗してみませんか?」

と工場長。

 

ノーなんていうわけがありませんよね。

 

というわけで

複雑な気持ちでフィアット500eを試乗してきました。

これが試乗車です!!↓↓↓


写真を撮るのを忘れてしまいましたが

ダッシュボードパネルやシートはリサイクル製品なのだとか。

信じられないくらいおしゃれなそのシートに乗り込み

道に出てみると、

まずはどっしりとした安定感。

これはリチウム電池が床面に張り巡らされているからでしょう。

それは決して鈍重な感じではなく

安心をもたらしてくれる重厚感に近いものでした。

 

そうしてアクセルレスポンスはというと実にいい!

加速もいい!

音を立てずにスイーッと窓の外の景色を飛ばしていく様は

ガソリン車のシートに押し付けられるような加速と一味違って

魔法のじゅうたんに乗っているかのようでした。

 

そんでもってとにかく静か。

タイヤからのロードノイズも低くこれがクルマとは信じがたい感じ。

でもアクセルの開閉とハンドル操作で

かろうじて自分はクルマを運転しているんだと認識できる。

 

今までにない体験で楽しかったあ~~~!

 

これのアバルトってイメージつかないんですが・・・

と助手席に乗っている工場長に話したら

「フィアットはポルシェなどに比べて

電気自動車を出すのが遅れていますから

その分十分他社の電気自動車を研究して

間違いなく仕掛けてきますよ!」

と嬉しそうに話してくれました。

 

確かに、サソリは間違いなく毒を盛ってくるのだろうな。。。

ポルシェにもベンツにもない

牛や馬をも倒す猛毒を。。。

 

ノーカーボンエネルギーという新しいステージで

もはや開発者のレースが行われているかと思うと

なんだか急に電気自動車に興味がわいてきました。