週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

とろりきれいなお湯でした@「河原の湯」(茅野市)

週末は義弟と八ヶ岳でした。

天気にも恵まれ

久しぶりにチェンソーを持ち出し

去年隣のKさんの庭の大木を伐採したときにもらった

長いままの丸太をカットしようとしたら、

あまりの暑さに15分ぐらいで汗が吹き出し

同時にチェンソーがやけどするくらいに熱くなったので

もうやめ。

ほんとうはこのあと切った丸太を斧で割ろうと思ったのですが

これは自殺行為だと気が付き

それもやめにして早々に家に入りました。

 

家に入るとなんだか腰が重いし痛い。

ああ、こりゃひょっとするとひょっとするぞ・・・

とぎっくり腰持ちの僕は焦り、

さあ、どうしたものか・・・と考えたら、

「そうだ、お風呂に行こう!」と閃いて

すぐさま温泉に向かいました。

 

向かった温泉は長野県茅野市にある「河原の湯」です。

 

名前の通り赤岳を源流に茅野市街まで流れる柳川のほとりにあり

御覧のようにコンクリ打ちっぱなしの

シャビーな建物にあるのですが

こうやって写真で見るとレトロな味があって大変よろしい。

 

中に入るとお客さんもおらず

これまたシャビーさに輪をかけているのですが、

これまた旅情があって大変よろしい。

 

あまり期待をかけず服を脱いで湯船に入ろうとしたら

これまたシャビーなお風呂ではありましたが、

お湯をすくって体にかけたら

ドンピシャのいい温度。

そして湯船を覗くととってもきれいなとろりとしたお湯で

あまりの気持ちよさに湯船の中で腰のストレッチなどを始めました。

 

すると地元の人らしき人が続々と入ってきて

今日の草刈りの話で盛り上がり始めるではありませんか。

そうか、土曜の夕方からは

地元の社交場になるんですね。

 

草刈りの話を聞くともなく聞きながら

湯船につかっていたら

のぼせそうになってしまいました。

 

僕より遅く入ってきた地元の人よりも遅く温泉を出て

噴き出す汗を乾かすがごとく

河原に腰かけて川の眺めを見ていたら

いや~これが幸せなんだな・・・と思いました。

 

二地域居住の醍醐味の一つに

温泉巡りがあると思います。

これまでいくつかの温泉に行きましたが

ここ長野県の温泉は県外者でだいたい600円です。

それに比べて山梨県は840円です。

最近山梨県の温泉も

ネット割などをやっているだに聞きましたが、

ドライブがてらちょいと足を延ばして

山梨以外の土地の湯を味わうのもいいものだなあ、

と思いました。