ここのところ
心身共に疲れていて、
そういう時にこそ
なぜかいろいろなことが
集中するもので、
人生楽しまなきゃソン!
みたいな言葉が
全くすんなり入ってこなかったのですが、
『一切なりゆき』(文春新書)
という、
樹木希林さんの言葉を集めた本を読んで、
とても救われた気分になりました。
その本の中で出会った彼女の、
僕を救ってくれた名言。
「楽しむのではなく、面白がることよ。
楽しむというのは客観的でしょう。
中に入って面白がるの。
面白がらなきゃ、やっていけないもの、
この世の中。」
(本書より抜粋しました)
そう、
日常の当たり前の光景も、
面白がろうとする好奇心を持って見つめると
新しい発見があるんだなあ。
楽しもうとすると
自分に無理している感じがするけれど・・・。
そんなこと気がつきながら
打ち合わせの帰りに
有楽町を歩いていたら、
こんな光景が目に留まりました。
有楽町の交通会館ビルの入り口で
移動飲食店が
コタツをだしていました。
いつもの自分だったら
”くだらんこと考えて・・・
なんだよこれ”
と鼻で笑って終わりでしたが、
面白がろうとする意識でみたら
”へえ~!こういうのって日本ならではだよね!”
と、新しい発見をした気分になりました。
楽しもうとするのではなく、
面白がろうとする意識。
要は自分の意識の持ちようで、
人生の楽しみ方も
ガラリ変わるんだなあ、
と思い知らされました。
考えてみたらすごく当たり前のことなんですけど、
人間って所詮、
”灯台もと暗し”な生き物なのかもしれません。
樹木希林さん、ありがとうございます!
自分のこころのご報告でした💦