朝起きてリビングに入ると
リモートワークの息子がいて
早速仕事のメールを叩いていました。
ベランダから夏の日差しが勢いよく差し込んできていて
昨晩からエアコンをつけっぱなしのリビングですが、
温度を上げないようにと
このまま一日つけっぱなしにしておくことに。
さて、今日の僕のやることはというと、
夕方4時のWEB会議まで何もない。
会議の前に済ませる用事はというと・・・
①病院(腰のリハビリ)
↓
②靴の修理屋さんに包丁を研ぎに出す
↓
③どこかで昼飯
↓
④薬局(痛風と睡眠導入剤をもらいに)
↓
⑤本屋
↓
⑥途中近所のカフェでコーヒー
↓
⑥スーパーへ晩飯の買い物
↓
⑦帰宅
といった具合で、
真夏日の中あちい~!とかいいながら
マスクでうまく呼吸ができずに
ハアハアしながら
この一連の用事を済ませました。
およそ1時間程度のお散歩、
と言ったところでしょう。
で、家に帰ると
腰のリハビリでマイクロ熱を当てたり
電気治療をしたせいでしょうか、
妙に疲れてベットに寝っ転がり、
あ~あ、楽だあ・・・
なんてため息ついたら、
ふと気がつきました。
定年退職したあとの生活なんてものは
こういうことではないのか、と。
定年退職した先輩が、翌年、
”サンデー毎日”なんてタイトルで
(おもいっきりおっさんギャグ!)
のんびりしている笑顔の写真付きの
年賀状をくれたことがありましたが、
のんびりする姿にも
笑顔にも
本物かなあ・・・
と疑問を感じていたのですが、
結局夢にまで見た自由を得たとたん
何かにすがりつかないとやっていけない自分を
知ってしまうときのむなしさを
垣間見てしまったかのようで、
かくあってはならん!
と、また八ヶ岳を思い出したら、
①の腰のリハビリは庭仕事で、
②の包丁研ぎは自分で、
③の昼飯は一旦家に戻って朝の残りを、
④の薬局へはドライブがてら、
⑤の本屋は図書館に行き、
⑥のカフェはどこかでコーヒーをテイクアウトして
ステーションワゴンを帰り際の山の中に止めて飲んで、
⑦で帰宅したらソファで横になって庭を眺める、
なんて一日が目に浮かんできました。
楽しいではないですか!
コロナ禍で妄想が膨らんでいるせいもありますが、
どっちが贅沢よ?
と思うと、
100人中ほぼ100人が同じ答えになるでしょう。
なかなか行けていない山小屋ですが、
日増しに自然の中での暮らしに
あこがれが募ります。
愛読するブロガーの方たちは
みなさんコロナ禍の状況を冷静に見極めつつ
とても道徳的に判断されていて、
良識下のなかで
二地域居住へと動き始めた感じがします。
少なくとも
ヤッホー!
イエーイ!
カンパーイ!
なんて大騒ぎしながら
グラスのワインの回し飲みみたいなことは
ありえない。
超高級ブランドになりえていないけれど
浅はかな表面を飾るだけではない
そんな八ヶ岳を
いまさらながら東京で思いつつ、
今週末なのか再来週なのか、
水道管の漏れや破裂はないかとか、
小動物に壊されていないかとか、
庭の樹木が倒れて電線を切っていないかなど、
積もりに積もった心配事を吹き払いに
3か月ぶりに行動しようと思ってます。
とらこたより:
「人生、死んだらおしまいじゃあ!!」