先週末から今週にかけて
顧問をしている会社の社長が
突然亡くなったり、
その２時間後に
親戚が亡くなったという知らせを受けたり、
そういうドタバタの時にこそ
新しい仕事が重なって舞い込んで来たり・・・。
自分でも思うのですが、
僕は誰にもおせっかいを受けず
静かに穏やかに
ひっそりと生きていきたい願望が強いのですが、
そう言う方向に行こうとすると、
目を覚ませ！とばかり
現実に引き戻されるのです。
算命学によると
僕は死ぬ間際まで仕事をしてるとのこと。
自分の意思とは別に、
宿命ってあるのでしょうか・・・
そんな中
今年から社会人になった息子が、
まだ１か月なのですが
毎日のように上司にボコボコにされて
夜遅く帰ってきます。
ただいま、という声のトーンで
その日の精神的ダメージ度合いがわかります。
ここのところ
毎晩のようにその悩みを聞かされているのですが、
上司も上司でヒステリックなタイプですが、
息子は息子で反省点もあるのが
見えてきました。
息子は素直にそれを受け止めているのですが、
仕事の現場に行くと不器用で、
そうは見えない姿や態度に
上司はイライラしてしまう・・・
そんな悪循環あるような気がします。
ミスは誰にもあるし
俺だって不器用で
若い頃ボコボコにされた経験があるから、
そんなことにあまり悩まず
淡々と一生懸命やって
慣れたらその壁は消えていくよ。
そんな話をして元気づけて
一日を終えます。
（その分ついつい自分も飲んでしまって
なぜか息子に変わって二日酔いなのですが💦）
息子は今どきの若い子の考え方で
お金がお金を生むようなシステムを作ったほうが
人生は勝ち、と思っているようで、
不動産とか投資とか証券とか
そっちの業界に入って
いずれは独立して自分の世界を築く、
そのための勉強期間だ、
と自分に言い聞かせて
頑張っています。
でも小さい頃を知る僕にとっては
少なくともそういうタイプではありません。
図工とか工作とかそういうのが好きで、
本当は僕と一緒で
林業とか農業とか
伝統工芸の職人とか、
そう言うのが合っていると思い、
そう本人には言うのですが、
そういう自分に少しずつ気づきながらも
やっぱりそうじゃない自分を求めて
踏ん張っている。
自分自身へチャレンジしているのだと思います。
そのチャレンジ精神は決して否定しないで
見守ってやりたいと思っています。
たとえ話ですが・・・。
１０人の子供たちを連れて
山登りをしたとします。
１０人の先頭切って、
俺についてこい！
とけん引するリーダーがいるでしょう。
リーダーは時には振り返り、
１０人を見渡して、
弱音を吐く人間には叱咤し、
全体が疲れていると思ったら
休みを取ります。
まさにリーダーです。
でも僕はそのリーダータイプではありません。
登山で言えば
１０人の一番後ろにいて
子供たちの背中を見ながら疲れ具合を察し、
大丈夫か？
と言って励ますタイプです。
先頭切って振り返り、
ついてこい！というのではなく、
後ろからついていって
背中を見ながら、
大丈夫か？がんばれ！と言って
手を添えるタイプです。
少なくともリーダーにはなれません。
５０台後半に差し掛かり、
もう明らかにそれを自覚していますし、
リーダーになる欲なんぞ
これっぽっちもありません。
多分ですが、
僕の息子も同じタイプだと思います。
いずれ後ろから支える仕事につくんじゃないかな、
と思っています。
でも本人はそんなんじゃない！と、
今は必至でリーダーになろうと努力しています。
その姿を見ていて
僕に似ているけど
僕とは違う人格を持っている息子に
僕ができることと言えば、
最後のセイフティーネットになってやることかな、
と思います。
少なくとも精神的に病んでしまわないよう
そこだけは見守っていきたいと思います。
いろいろあって疲れた１週間だったので、
明日から八ヶ岳に行きます。
妻も日曜とかに合流します。
昨年末に八ヶ岳に初めて連れて行って
楽しそうにチェンソーを扱っていた息子に
一緒に行こうよ！
と言ったら、
それどころじゃないよ・・・
と弱弱しく返事が返り、
今もブログを書いている僕の前で
明日のために、
失敗をしない自分になれるよう
勉強しています。
でも、
そんな姿を見て
リーダーになれないとわかっていても
それを目指すチャレンジ精神だけは
忘れちゃいけない！
と気づかされている自分がいます。
どうでもいいグチにお付き合いいただき
ありがとうございました💦
