週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

またギックリ腰をやってしまったあ~!

この月曜日の朝、

八ケ岳から帰る日。

またギックリ腰をやってしまいました。

 

布団をたたもうとしゃがんで

丸めた背中を伸ばそうとしたその瞬間、

やばっ!

腰の後ろの神経を

まるでキンキンに冷えたナイフで切られたような

痛みが走りました。

焦りましたが

深呼吸し、

大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・

と自分に暗示をかけたら

意外にも立ち上がれ、

腰を曲げなければなんとか歩けるので

そろりそろりと周辺を整理し、

一気に東京に戻りました。

 

そう言えば

つい半年ぐらい前に

山小屋でやって、

妻に迎えに来てもらったことがあります。

 

www.kogysma.com

 

僕のギックリ腰は

かれこれもう20回近くなります。

それほどくせになってしまっています。

でもそのギックリの傾向が

これまでのギックリと少し変わりつつあるのに

気がつきました。

 

これまでは、痛!と思った瞬間、

もう息もできないほど動けなくて

ノックアウト状態。

その場で倒れたら

2日ぐらいは立ち上がることさえ無理な状況になるほどの

直下型地震。

 

でも今回は、痛!と思っても自力で立ち上がり、

クルマに乗って東京に帰ることまでできました。

 

しかし、東京に戻った翌日、翌々日、

つまり昨日と今日あたりに

一気に痛みが襲ってきました。

昨日も今日もすべての打ち合わせをキャンセルし

家の近くをリハビリがてらヨチヨチ歩く以外、

ずっと家の中で寝たり起きたりの

一日でした。

 

直下型からそうじゃない地震に変わっただけで

被害は一緒でした。

 

急に精神的に追い詰められたり

緊張した状況から急に解放されたりした瞬間に

ギックリ腰になるのが

もうだいたいわかっています。

 

「急」がポイントなのです。

 

今回のギックリは何だったのかな?

と考えたら、

仕事が一気に集中し始め

急に緊張が高まってきたことにあるのではないか、

と気がつきました。

 

急発進、急加速するのが

クルマにも燃費にも良くないように、

人間にも急に何かが集中することが

良くないのだと思います。

 

朝寝過ごして

やばい!と思って

30分で着替えして歯を磨いて

パンを齧って、

走って家を出る・・・

そんな芸当はもう無理です。

そんなことしたら即死です。

 

やっぱり

夜がゆっくり明けていくように

太陽がゆっくり沈んで暗闇になっていくように、

薪ストーブの熱が時間をかけて部屋を暖めるように、

その熱で煮込んだスープを

ゆっくり時間をかけて味わうように、

そんな時間のオンとオフの

実は長い変わり目を、

体の変化に合わせていけるような

そんな暮らしが

健康に正しいのだと思います。

 

それってやっぱ八ヶ岳の暮らし!

 

に帰着するんですが、

ひとり山小屋で直下型ギックリが来ることほど

おぞましいものはありません。

 

理想のライフスタイルと

目標とするヘルスリズムの

ちょうど狭間に会って

もがいている昨日今日です💦