週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

上品な味力、半端ない。ラーメン「しろ八」@新宿御苑前

仕事柄一人の時間が多いせいか、

昼飯はというと

一人でさくっと食べられるお店を選んでしまいます。

なんといっても多いのがラーメン屋さんで

行きつけのラーメン屋さんが何軒かあるのですが、

地元界隈で一番おいしいと思う

ラーメン屋さんをご紹介します。

 

丸の内線の新宿御苑前駅を出て歩いて2分、

しろ八」です。

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当店は純天然だしらーめん。 4種の野菜、6種の海産物、鶏と豚を朝五時からじっくりと煮込んだ純天然だしの優しいらーめんです。 化学調味料やエキス類をを使わず、食べ行くうちにこくと味わいが口一杯に広がり、心地よい後味が楽しめるように仕立てました。醤油は杉樽の中で自然発酵された出雲の井上天然醤油、塩はモンゴルルの塩を使用しております。

 

こうPRしている通り

化学調味料やエキスなどを使用しない

自然由来の天然のダシがお店の売りです。

 

僕はシンプルに豚骨系が好きなのですが、

最初に入った時、

肉、野菜、海藻類がマリアージュされた

ハイブリッドなそのあまりの美しい味に

脳天を打たれました。

ラーメンはなんとなく

いい意味での下品さがおいしいのですが、

それを180度転換させてくれた味でした。

 

くせになる、

そう謳うお店はたくさんありますが

みんなそれを狙いすぎで

そのあざとさにリピートしなくなるのですが、

この「しろ八」は

自然と体がリピートしてしまう

不思議な上品さを湛えています。

 

おとといも行って

はじめての「まったり醤油ラーメン」を注文しました。

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塩ベース、醤油ベース、

ひととおり食べつくしたのですが

最後に残った「まったり」シリーズ。

 

確かにまったりとしたコクはありましたが

ラーメンの脂ぎったまったりさではありません。

旨味がまったりとビッグバンした感じなのです。

 

誰かが食べログで

”新宿一おいしい”と形容していたのですが、

多分そう言ったのは女性の方ではないでしょうか。

間違いなく女性に受ける味です。

サッパリとかヘルシーとか、

そういった感覚とは別ですが、

結果そういった感覚にさせてしまう”味力”を持っています。

 

ご当地グルメというのがあります。

なんといってもその代表格がラーメンです。

 

喜多方ラーメン、

旭川ラーメン、

熊本ラーメン、

札幌ラーメン、

・・・。

ラーメンの前に地名をつければ

ご当地ラーメンの出来上がり。

どれもなんだかうまそうに感じるから不思議です。

 

「しろ八」の前に何か言葉をつけるとしたら

「御苑ラーメン」とかになるのでしょうか。

 

「御苑」というのは、

皇居の内側の「御所」に対して、

その外側にある公園部分を言うらしく、

皇室の方などが

それとなく楚々として散策している風景が

浮かびますが、

その楚々とした上品さを醸し出しているのが

このラーメンです。

 

皇后、雅子さまが

ストレスがたまったら、

外務省時代のバリバリのキャリアウーマン気分に戻って

是非来店して欲しいと思うぐらい

上品な味力、半端ないです。

 

週末は雑木林に囲まれて。

というか、

週末はラーメンにまみれて。

なかなか毎週八ヶ岳に行けないのは

悔しいのですが、

東京には東京らしい楽しみ方を

積極的に見つけようとしている今日この頃・・・。

 

「しろ八」はホント、

人生の折り返し地点を過ぎた

ある意味脂ぎった感抜け落ちてきた僕らの年代には

ささるおいしさです。

 

是非一度お試しください。

 

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