うちの家族は4人家族ですが、
年も価値観も全然違う中、
唯一共通して好きなものがあります。
テレビ番組でもありません。
食べ物でもありません。
それは、「BUMP OF CHIKEN」
(通称:バンプ)
という、日本のロックバンドです。
「三丁目の夕日」や「億男」などの
映画のエンディングテーマなどに起用され、
数年前には紅白歌合戦にも出たバンドです。
スケートの羽生結弦さんをリンクの上で勇気づけ、
話題の米津玄師さんも崇拝するアーティストです。
アルバムが出るたびに買うのですが
そのバンプの最新アルバム、
「aurora arc」が昨日届きました。
きた~~~!
ようし!さっそく聴くぞ
と思ったら、
再生するCDラジカセがありません。
そう、最近はもうi-phoneの「ミュージックFM」という
アプリとかで無料で好きな音楽を
ダウンロードできてしまうので、
持っていたかなりのCDを処分し、
CDラジカセごと八ヶ岳に持って行ってしまっていました。
どうやって聴けばいいんだ・・・?
と迷ってひらめいたのが、
DVDが内蔵された10年前のPC、
「Let's note」でした。
他にはないのでしかたない。
カバーを開けて久しぶりのCD再生です。
しかし、なんと音が悪い事でしょう!
無理やりテンション上げて聴くのですが
大好きなメロディーも演歌にしか聞こえません。
大好きな藤くんのボーカルの声も
昔のテレビから流れるアニソンみたいに聞こえてきます。
かつて大学生だった頃、
アルバムといえばLP版で、
それも3000円近くしたので
貧乏学生の身分には勇気ある買い物で、
試し聴きなどもあるはずもなく
いちかばちかの買い物でした。
ですので、買ったアルバムをターンテーブルに載せて
針を落とす瞬間は、
祈るような瞬間でした。
たいていは、「すげーこの曲!買ってよかった!」と
感動しましたが、
たまに「しまった~!損したあ・・・」
と後悔しました。
今は、
アルバムに入っている
シングルカットされた曲は
もう既に配信やYouTubeで聞いています。
もうアルバムを聴くというドキドキ感すらなく、
どうやって再生していいかわからなくなるくらい
進化していることに、唖然としました。
昨今、アナログレコードが売れていたり、
カセットレコードを専門に扱うお店が誕生したり
していますが、
初めて耳にする曲を神聖な気持ちで
最高の環境と気分で迎えることが
出来なくなりつつある今、
このブームが起きるわけがよーくわかります。
さて、パソコンではチープな演歌のように
聴こえてしまったバンプですが、
アルバム発売を記念して
ツアーが始まります。
実は、めったに当選することのないそのツアーに
4人分当たりました!
4日前に入籍して名字が変わった長女を呼んで、
今日就活していた企業から内定をもらった長男を連れて、
所沢のメットライフドームに行ってきます。
多分家族4人で来ている人はいないでしょうね・・・。
僕はというと
感動のあまり流れる涙と
ギックリ腰なった姿を見られないようにしながら、
大好きなバンプに
身も心もノックアウトされてきたいと思います💦