今日は先月7月に結婚した
娘夫婦の引っ越しの手伝い。
手伝いといっても
引越し屋さんに頼めないものを積んだクルマを
一往復運転するだけですが・・・。
クルマの中で娘の相手が、
「お義父さん、運んでいただいたお礼に
一緒にブランチどうですか?」
と声をかけてくれました。
お義父さん?
え、誰のこと?
と周りを見渡しても
クルマの中は3人しかおりません。
そうか、僕はお義父さんになったんだ・・・
いや、なってしまったんだ・・・
って、なんだか恥ずかしいやら、
こそばゆいやら、
なんだか全然しっくりきません。
でも、彼にとってはお義父さんというしかないですよね。
じゃあ僕はなんて呼べばいいのかなあ・・・
と考えたのですが、
名前で「Yくん」としか思いつきませんでした。
これからずっと「Yくん」でいきますよ!
「お義父さん」
「Yくん」
これでいいよね?!
荷物運びが一通り終わって
Yくん夫婦が連れて行ってくれたお店は
豊洲のららぽーとにある
「ババガンプシュリンプ」です。
このお店は「フォレスト・ガンプ」という
アカデミー賞を受賞した
アメリカの精神と
エンターテインメントビジネスを体現したような
シーフード・レストランです。
隠れた名店とは真逆にある
竹を割ったようなアメリカンなファミレスです。
映画の世界に没入するという意味においては
ディズニーランドにあるレストランに近いのかもしれません。
でもあなどるなかれ。
3人で、
「シュリンパーズネットキャッチ」↓↓↓
「シーフードパスタ」↓↓↓
「ケイジャンチキンサンドウィッチ」↓↓↓
を注文し、
レモネードでそれを胃袋に流し込んだら、
引越しの汗がぱっと引っ込むような
明るいおいしさでした。
実はYくんは
アメリカから帰国子女です。
(なんで男なのに女って書くんだろ?)
フォレストガンプの大ファンでした。
これぞアメリカ!
と言わしめる作品だそうです。
僕も見ました。
とても感動しました。
なるほど、
これがアメリカの精神なんだって思いました。
でもその映画のサクセスストーリーとなる舞台を
こうしてリアルなエンターテインメントに昇華させるのも
さすがアメリカだなあ、って思いました。
周りを見渡すと
7割が小さい子供を連れたファミリーで、
3割が老夫婦。
隣の席では
子供が誕生日だったらしく
店員が揃って
ハッピーバースデー♪を歌っていました。
僕らはというと
若いカップルとおっさんの3人。
周りから見たら
どういう関係なんだろう?
と思われたかもしれません。
最近は週末になると
八ケ岳で隠れ家的なお店探しに
夢中になっていましたが、
こうした海外からの黒船的
チェーン店に浸ってみるもの
たまには新鮮でいいものです。
いずれこの二人に子供が出来て
孫たちと一緒に
こういうお店に来ると、
それはそれで楽しいんだろうな・・・
なんて”お義父さん”ぽい感傷に浸ってしまいました。
でもそうなったときは、
ババガンプシュリンプもいいけど
八ケ岳の山小屋もいいよ~。
両方楽しめるって、いいよ~。
いずれ二人にはわかる時が来ると思いますが、
家族が増えるってうれしいなあ、って、
あらためて思いました。