週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

週末の山小屋生活には、プロパンガスはまだいらない。

先だって一人山小屋にいたときのこと。

 

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夜の8時ぐらいでしょうか。

いきなりピンポ~ンと呼び鈴がなりました。

 

東京だったら

あ、宅配便さんかな?

ぐらいに思って出ますが、

八ケ岳ではこんな夜遅くに訪問客はありません。

 

ドキリとして呼び鈴に出ず

じっと耳を澄ませたのですが、

20秒後にまたピンポ~ンとなります。

 

万が一に備え

包丁を隠し持って玄関に行き、

どなたですか?

と声をかけたら、

ガス屋の者です、

とドア越しに声が聞こえました。

 

身構えつつもドアを半ロック状態で開けたら

「夜分すみません、ニチガスの者です。

何度か伺ったのですが

いらっしゃらず、

今日は電気がついていたので

ご挨拶に伺いました。」

と、申し訳なさそうに男の人が立っています。

 

少し安心しドアを開けたら、

恐縮そうに何度も頭を下げたあと

ニチガスの説明を始めました。

 

フムフム・・・。

聞くとこの北杜市地域で

プロパンガスの基本料金が

ようやく都心部並みに3割ほど下がったので

よかったら是非・・・

みたいな話でした。

 

実はうちの山小屋では

プロパンガスを使っていません。

 

お風呂や給湯関係は灯油で、

プロパンガスが必要な場面はというと

台所の調理コンロだけです。

じゃあどのくらい料理をするかというと、

一ヵ月に4~5回程度。

それも一人の時が多く、

さらに電子レンジもあり

冬はというと薪ストーブ調理できるので、

卓上コンロで済ませていました。

 

ただ卓上コンロはなんとなく味気ありません。

そして空き缶の処理を考えるとエコではなでしょう。

 

妻と何度かプロパンガスを契約しようかどうか

話し合ったのですが、

基本料金が毎月1800円前後かかり、

さらにそれに使用しただけのガス料金がかかり、

多分週末利用と言えども

2000円から3000円ほど

ガス代に持って行かれることになります。

 

「だったらまだいらないよね・・・。

いつになったらガスを契約しようか?」

 

「そりゃやっぱり山小屋が生活のベースになって

しかも灯油のボイラーが壊れて

風呂もガスにした方がいいとなった時じゃないの?」

 

「だよねー」

 

卓上コンロは

週末に来る程度の僕らには

ピッタリの調理器具です。

多分年間でプロパンガスの基本料金ぐらいしか

使っていないとおもいます。

 

しかも災害時も重宝するし・・・。

 

夜遅く訪ねてくれたニチガスの営業マンには

ちょっと申し訳なかったのですが、

うちはそんな事情もあって

まだ卓上コンロでやっていきますので・・・

と断ったら、

「それだったらそれが一番効率的ですよね。

もしこちらに住むようになったら

思い出してください」

と言って帰っていきました。

 

こういう人にはめっぽう弱いんだよなあ・・・。

 

そういえばニチガスって

出川哲郎さんがCMに出ています。

CMに騙されるわけではないのですが

イッテQで出川ファンの僕は

それだけでニチガスに傾倒してしまいそうです。

 

近い将来・・・なのか、

遠い将来・・・なのか、

プロパンガスで

毎日思いっきり使って料理する八ヶ岳生活を夢見て

まだまだ東京の都市ガスと

山小屋の卓上コンロを

行ったり来たりの生活が続きそうです💦