週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

八ケ岳に越してきた友人の自宅へ。

2週間前に北杜市に越してきた

Aさん夫妻に

引越しお祝いを持って

遊びに行ってきました。

 

Aさんの家は400坪あまり。

芝生の庭の周りには

バラやラベンダーの花壇があり、

ブルーベりーやいちじく、

梅などの樹木が植えてあり、

さらにその先の雑木林には

栗の木、山椒、

その下はみょうが畑になっていて、

戦争が起きてもコロナが蔓延しても

へっちゃらなぐらい

恵まれた庭でした。

 

ちょうどランチ時だったので

近くの「カフェPOT」で

食事をテイクアウトし、

その庭を眺めながら

3人でゆっくりランチを楽しみました。

 

いっぱいいろいろ話をしました。

ご主人と僕は同じ年。

仕事も似たような仕事で

それゆえに腰や頭痛など持病をかかえていたのですが、

南アルプス、八ヶ岳、富士山に囲まれ、

日本一晴天率の高い街に来ることが出来て、

心から幸せだ、と何度も言っていました。

 

そいう言いながらも

会話の途中途中

剪定ばさみを持って

サンダルをつっかけて

「全くもう、この笹が伸びちゃって、

これを刈るのが大変なんですよ~」

なんて言いながら

笹を刈っている姿は

まぎれもなく北杜市民でした。

 

そのあと家の中を案内してもらいました。

 

2階建ての2回は、

ご主人の仕事場です。

南と西に向いた窓には

南アルプスの稜線がくっきりと切り取られていて

僕の雑木林の家とは

ある意味真逆の心地よさ。

 

仕事はかどりますね!

と言ったら、

「でもね、夕方3時ぐらいになると

西日が差し込んできて暑くなるんですよ。

そうなるともう仕事したくなくなって、

こっちに来て

仕事は3時で終了することにしました」

と、

困ったようだけど嬉しそうな返事が

返ってきました。

「そのかわり朝が早くてね・・・」

そう言うかつての徹夜仕事の彼の姿は

もう微塵もなく、

たったの2週間しか経っていないのに、

もうかっこいい農家の姿でした。

 

「ブルーベリー摘んで行ってください!」

そう言われてブルーベリー畑に行ったら

5株ほどの樹に

完熟のブルーベリーがたわわに実っています。

こんなになっても困るんですよ・・・とか、

蚊が多くて一苦労ですよ・・・とか

文句を垂れながらも、

3人でブルーベリー摘みに夢中になっていたら

あっという間に1時間経っていました。

 

日は長いようで短い。

いや、逆かな。

長いようで短い。

 

別れ際に摘んだブルーベリーを

ジップロック大に一杯いただきました。

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そんでもって帰ろうとしたら

駐車場に止まっているクルマが

ファミリーワンボックスから

スバルの四駆に変わっていました。

 

4月までは東京都民。

6月の今となっては

すっかりもう八ヶ岳の人。

 

八ケ岳経験でいったら

僕の方が3年ほど先輩なのですが、

もはや追い越されて後輩になってしまった気分。

しかしそれが

何故かとってもうれしい気分です。