週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

部屋を暖める前に自分を温める。

昨日八ヶ岳に入りました。

雪も積もって

水道も凍って

着いても今日一日は

暮らしのインフラ復興で精いっぱいだな・・・

なんて思って行ったら

案の定そうでした💦

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駐車場の雪かきをして

隣接する道の雪もかいて

1時間かけてようやくクルマを

駐車場にいれることができました。

 

今度は家の中。

凍ったトイレのタンクが

何よりも厄介で

遠赤外線のストーブで暖めること4時間、

暗くなったころにようやく水が流れ始め

外の庭で用を足すことを覚悟していたのですが

なんとかそれは回避することが出来ました。

 

到着したときの室温は3度。

冷蔵庫を開けたら

「あれ?冷たくないぞ。壊れたか?」

と一瞬思ったけれど

部屋中が冷蔵庫と同じ温度になっていて

わからなかっただけでした。

 

でも雪かきした体には

そんなに寒く感じませんでした。

むしろ空気を入れ替えるために

窓から入ってきた冷たい風を

心地よいと感じました。

 

一夜明けて今朝。

昨晩20度まで上げたリビングの温度は

4度まで下がっていました。

こんなとき、ガッカリ・・・。

 

寒さを我慢して灯油ストーブをつけて

吹き出し口をリビングに向けて

部屋が暖かくなるのを待ちます。

太陽の光の助けもあり

1度、2度と徐々に温度は上がっていくのですが

なにせ寒さは止まらない。

あれっ、風邪ひいたかな?と思うぐらい。

こうなったら・・・と

吹き出し口を反対側の壁に向け

その壁の前の椅子に腰を掛け

ダイレクトに温風を浴びながら

熱いお茶をすすりました。

 

するとほどなくして体が温かくなり

緊張もほぐれてきて動きが楽に。

 

10分前は考えられなかった

水仕事や外での薪おろしの仕事に

急にスイッチが入りました。

 

部屋を暖める前に自分を温める。

 

当たり前のことかもしれないけれど

とても大事なことに

あらためてふと気が付いたような・・・。

 

暖かくなりたかったら部屋を暖めるのではなく

まずは自分を温めなきゃ。

それが一番の近道。

 

心もそうで

「部屋」を「人」に変えたら

人を暖める前に自分を温める。

ということになります。

 

人のためになることを・・・

なんて寒さで震えながら思っても

体も心も動かないよ。

そのかわり自分が温かくなったら

体も心もおのずと周囲のために

動き出すものだよ。

 

そんなことを教えてくれたような気がした

極寒の八ヶ岳でした。

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