今日からぼくの夏休み・・・
なんて言った3日後のこと。
娘が二人目の子どもを出産しました。
二人目も女の子でした!
経営会議が長引き
ややこしい話が延々続いているときに
生まれた!とLINEがあり、
そうなったらいてもたってもいられず
会議の内容は頭に入るはずもなく
ただ単に「母子ともに元気」というコメントに
ほっと胸をなでおろしながら
どんなお顔かぼんやり想像してはニヤニヤしていました。
翌日誕生した”孫”の写真が送られてきました。
う~ん・・・
かわいいけどガッツ石松。
ガッツ石松だけどかわいい!
つうか、考えてみればガッツ石松さんが愛されているのは
生まれ持ったかわいさが残っているからなんだ・・・!
なんて発見している場合ではなく、
早くこの子が目を開くのを見てみたいと思いました。
そして今日。
妻と娘孫に会いに病院に行ってきました。
面会時間は15分。
10日前に会った出産直前の娘は
緊張と疲れと痛みで苦しそうな顔でしたが、
今日会った娘は
すべての重責を乗り越えたような
達成感と充実感と開放感のようなものが入り混じって
さっぱりとしたあどけなさが残る大学生の時のような顔でした。
その顔を見ながらかれこれ15年ほど前のことを思い出しました。
やんちゃな娘はバイト仲間とのハロウィンではっちゃけ、
急性アルコール中毒で
救急車で病院に運ばれたことがあります。
駆け付けたらベッドの上で
数分おきに苦しそうに吐いている娘に
怒りではなく申し訳なさをなぜか感じた記憶があります。
それから記憶は飛んで今から4年前。
娘が今の夫君と結婚し
その結婚式のことです。
式の最後に娘から両親(僕たち)にありがとうの言葉を贈るという
お涙頂戴の感動の儀式があると思うのですが、
そこで娘は、「ありがとう」をいう代わりに
「私は今の自分が大好きです」と言って
涙を笑いに変えたのですが、
式が終わってそのシーンを振り返ってみたら
急に感動が押し寄せてきて
涙腺が破壊されてしまった思い出があります。
二人目を無事出産し
自分たちの娘、というより
若くしてなったお母さん、という姿は
完璧に自立していて
ほんの少しのさびしさとともに
未来を託せる頼もしさを感じ、
帰りのクルマの中でBUMP OF CHICKENを聞きながら
時は常にいい意味で流れていると感じました。
PS:
別れ際に娘に
「子供の名前は決まっているの?」と聞いたら
「決まっているけど教えない~」
と言われましたとさ💦