今日は終戦記念日です。
テレビなどでは78年前のモノクロの映像を
繰り返し流しているのですが、
ゼロ戦がアメリカの艦隊に突撃し
爆発するように大破する映像を見て、
そこに乗っている人の心に寄り添おうと
僕だったらこの時どんな気持ちなんだろう・・・と考えると
どうしていいかわからないほど苦しくなります。
NHKスペシャルでは
Z世代を集めて対談を開いていましたが
戦争が起きない国際社会を作ることは
どこまで議論しても答えの出ない話であることは
78年たった今でもやはり変わらないことなのでしょうか。
でもね、ぼんやり思うことがあって、
もしもこの地球に宇宙人が戦争を仕掛けてきたらどうか。
ひょっとするとこの時ばかりは
アメリカもロシアもすべての国が一致団結して
この地球外生命体に立ち向かうのではないか。
逆に言えばそういうことが起きない限り
国際社会は一つになれないのではないか。
それは結局自衛という理屈を
地球のすべての国家が掲げた時ではないのか。
宇宙人がやってくるだけではない。
例えば環境破壊や食糧難といった
国境を越えた危機は
国際社会を一つにする可能性を秘めている。
しかしそれは架空の出来事ではなく現実に起きていることです。
地球の危機が増すにつれて
国際社会が連携を深めていくのだとしたら、
そうなることを祈りつつ
自分にできることは
欲望を抑えることでしかないのかな、と思ってしまいます。
いろんなことが絡み合って戦争が起きているし
戦争を止めるには
涙で理想を訴えるよりも
今自分にとりつく欲望を抑えることに
近道があるのだと
ふと思ったりする今日です。