家の近くで歩いて行けて、
家族で食事を楽しめる地元の食事屋というと、
意外に「焼肉屋」が多いんじゃないでしょうか？
居酒屋だと小さい子供がいると入りずらい。
ファミレスだと地元感がなくて酒を飲みたくならない。
定食屋だと貧乏くさいし、
ラーメン屋だと家族で行きたいとは思わない。
そんなわけで
我が家にも何かあった時に家族で行く
焼肉屋があります。
曙橋駅から徒歩１分の
「清香苑」（せいこうえん）です。
今日は息子と妻と３人で
６時前から焼肉の宴です。
（娘はタイでバカンス中でした）
何の宴かというと、
息子の就職内定祝いです。
息子は大学を卒業して
新卒で銀行に入行しましたが、
全然肌に合わなかったらしく、
最後はもう死にたい、ぐらいのたまって、
半年で辞め、
俺やっぱ英語を学ぶわ・・・
といって、
１か月半カナダに留学＆インターンで
行っていました。
この１０月末に帰ってきたのですが
すぐさま就活をはじめ、
今日ほぼほぼ内定をもらい
お祝いに「清香苑」に来たという次第です。
意外や意外、就職先は不動産業界です。
それも、海外の不動産を扱う部署だとか・・・
多少なりとも身に着けた語学、
それを活かせるなら
業界を問わず鉄砲を撃っていましたが、
そんな息子を見て、
「お前のやりたいことは何なんだ？」
と、やりたいことを優先させるように
口酸っぱく行ってきたのですが、
結局やりたいこと以上に、
自分のスキルを活かせることを
優先させたようです。
そういう選び方でいいの？
と思っていたのですが、
ふと自分を振り返ると、
僕はバブル時に広告代理店に入ったのですが、
広告に興味があった、というより、
人気の業界・高給与・モテる！
そんな理由から
ただただ入ってしまったような気がします。
やりたいことがある人って
昔も今もなかなかいないのではないでしょうか。
ぶっちゃけ、何もやりたくない、というのが本音でしょう。
でも何かやらないとお金をもらえない。
だから無理やりにでも
やりたいことを考える。
でも、左脳で考えたやりたいことというのは、
いつかどこかで破綻します。
それよりもとにかくどこかに飛び込んでみて
がむしゃらにやっているうちに
自分のやりたいことがわかってくる。
そういう流れの方が自然のような気がします。
なにせ、僕がそうでした💦
それに比べたら
よっぽどしっかりした動機ではありませんか。
僕の頭で考えているのは
クソみたいな屁理屈なんだな・・・
と気がついて、
「好きなようにやれよ、信頼してるぞ」
そう言ってやりました。
ともあれめでたい席です。
今日は大盤振る舞い！
（英語でいうと、Be Generous!だったよな💦）
上ロースや中落ちカルビなどの
お高めの肉に、
タン塩、ホルモンなどをガンガン頼みつつ、
生ビールと紹興酒をガンガン飲んで、
最後は、石焼ビビンバ、冷麺、クッパで
しっかり〆ました。
この「清香苑」、普通においしいです。
コスパがいいと、地元では評判です。
今日もあっという間に満席になろうとしていました。
一家に一件、家族で行きつけの焼き肉屋。
日常にチカラとハッピーをくれる存在です。
