週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

住んでみないとわからない、中古別荘購入時の注意個所

なんと、八ヶ岳の家の

簡易式水栓トイレの汲み取り料が、

ちょうど半年で、

¥15,396-

にもなってしまいました。

汲み取り量の方は、

792リットル!

 

月に7~8日ほど

主に僕一人が使っているだけです。

新陳代謝が衰えているのに、

げげ~!

ありえない!!

 

これって普通なの?

そう思って業者さんに聞いてみたら、

う~ん・・・何とも言えないですが、

ご夫婦で週末利用されている方の家が

この前汲み取ったら

半年で5000円弱でしたでしょうか・・・。

とあまりピンとこない返事でしたが、

いずれにしてもおかしいのは明らか。

 

この夏にトイレタンクの水が

翌日になると空になっているので

水漏れしていると思って分解して

直った!

と思ったのですが、

やはり直っていないようでした。

 

www.kogysma.com

 

うちのトイレは

築年月から考えると

27年以上もたっています。

「NAiS」というブランド名が記されています。

 

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知ってますか?

誰も聞いたことがないと思いますが、

これ、パナソニックがかつて松下電工だった頃の

ブランド名で、

屋根壁のリフォームをお願いした菊池さんに聞いたら、

部品なんてもうないす!

とギャグで一蹴されました。

 

調子が悪いのは主にこの「洗浄弁」と呼ばれる部分です。

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というところまでは分かったのですが、

他にも水漏れ個所を発見し、

トイレは来年丸ごと交換かなあ・・・

と腹をくくった次第です。

 

 

八ケ岳の家は

引渡しのときに不良個所を直してもらったり

清掃してもらったりし、

不動産屋さんの立会いのもとで

チェックし、

よし、OK!

となったのですが、

住んでいるうちに

具合の悪いところが

にじみ出るようにわかってきます。

 

いよいよ年の瀬。

中古の山小屋を買って

1年住んでみて、

住んでみないとわからない

要注意点を今日はまとめたいと思います。

中古別荘の購入を考えている人は、

買った直後は大丈夫でも

近いうちにこの辺の出費が発生することを

念頭にいれたらいいと思います。

 

● ボイラーまわり

 

いわゆる給湯器のことです。

ガス、電気、灯油・・・

いろいろな給湯方式がありますが、

うちは灯油です。

寒冷地には多いと思います。

買ったあと、そういえばこの給湯器は

どのぐらい古いんだろう?!

と焦って調べたら、

2011年に交換されていたのが

わかりました。

ほっと一息ではありましたが、

給湯器の寿命は

8~10年と言われています。

全部取り替えたら20万近くかかるでしょう。

そろそろ貯金が必要です。

 

● トイレまわり

 

まさにうちの場合がいい例です。

メカニカルな部分なので

そう壊れないだろうと思ったら

大間違い。

経年劣化する部分があります。

また、古い別荘の場合簡易水栓が多いですが、

今の現代人にはちょっときたなく

思うかもしれません。

お客さんをたくさん呼びたい・・・

なんて考えている人は

汲み取りではなく

下水道を通したくなるでしょう。

そうなると土木工事が必要となってきますので

かなりの出費が余儀なくされます。

ちなみにうちは、

その辺無頓着なので、

このまま簡易水栓でいこうと思っています。

 

● 電気まわり

 

電気まわりの不具合は

購入時にチェックできるのでわかりますし、

たいていは電球交換などで済むのですが、

住んでいると、

ここがもっと明るくなったらなあ・・・

とか、

ここは蛍光灯ではなくオシャレな照明にしたい・・・

などなど考え始めます。

そうなると電気の配線工事が必要です。

ちなみにうちもあれこれ思ったのですが

壁に穴をあけてみないとわからないことが

多いらしく、

大それた工事はやめて

今の場所でどう明るくオシャレにするか

考えることにしました。

 

● 水まわり

 

これも受け渡し時にはチェックできるので

おおむね心配ないでしょう。

ですが、水の出が弱いとか、

お湯の方が出てこない、

など、

使っているうちに気になる点が出てきます。

うちの場合は今のところ問題ないですが、

あまり使われていなかった洗面所の

水とお湯の出具合がちょっとスッキリしない感じ。

洗面台も

ビジネスホテルにあるような

安っぽいユニット式のものなので、

どうせやるときは

洗面台ごと取り替えようか・・・

などともくろんでいます。

(相当優先順位は低いですが)

 

● 窓まわり

 

窓やサッシはどんどん進化しています。

20年以上も前のと比べたら

断熱効果や防音効果など

ずいぶん違うと思います。

特に寒い地方はペアガラスがマストだと思います。

ペアガラスじゃない別荘はたくさんあるし

夏場の利用だけだから大丈夫だろう、

とタカをくくっていると

行くモチベーションが下がってしまいます。

また、うちの場合はどうやら

雨戸が一体となった

特注のペアガラスサッシだったようで

よかったのですが、

経年劣化で

雨戸の鍵の閉まり具合が良くない窓が

いくつか出てきました。

そうなると、簡単に部品交換、

というわけにいきそうにありません。

来年暖かくなったら、

まずは分解掃除なんぞをやってみようかと

考えています。

 

・・・

と、まあ、

僕が自分なりに

住んでみないとわからない注意個所を

列挙してみました。

他にもいろいろあると思いますが、

この辺はあとあと必ずやってくる出費だと思って

余裕をもって購入されるといいと思います。

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