八ケ岳で薪ストーブを焚いていると
必ずといってやりたくなること。
薪ストーブでのクッキングです。
天板が焼けるように熱くなっているのに、
ここを使わないのはもったいないです！
というわけで、
薪ストーブを焚く日は必ず何か作るのですが、
一人で行くといくつかの優先条件が出てきます。
第１に、面倒じゃないこと。
→放って置いてもできる料理。
第２に、体が芯からあったまること。
→煮込みとかそういう系です。
第３に、翌日とか翌々日もおかずになること。
→コスパがいい料理です。
さて、そのドストライクといえば、
シチュー。
この週末の「八ヶ岳ひとり鉄鍋」は
シチューを作りました。
・鶏肉 ２００ｇ
・ジャガイモ ２個
・にんじん １本
・玉ねぎ １個
・ブロッコリー 1/2個（芯の部分たくさん）
・牛乳 ２００ｃｃ
・水 ３００ｃｃ
・白ワイン １００ｃｃ
・コンソメ ３個
・小麦粉 大１
・バター 少々
・油 少々
・塩、こしょう 適量
今回使用したのは
コンボクッカーです。
まずはコンボクッカーに
油とバターを入れて溶かします。
溶けてジワジワ音を立て始めたら、
櫛切りした玉ねぎと
ぶつ切りしたにんじん、
鶏肉を入れて炒めます。
蓋をして１０分程度。
肉に火が入り、
野菜がしんなりしてきたら、
白ワイン、水、牛乳を注ぎ小麦粉を入れ、
ぶつ切りしたジャガイモと
ブロッコリーを入れ、
最後にコンソメキューブを入れて蓋をします。
（今回ピーマンが１個
冷蔵庫の中から出てきたので
入れちゃいましたが、必要ないでしょう💦）
薪ストーブの種類や
天板の温度にもよりますが、
基本これで２０分程度煮込んでおしまい。
出来上がりはというと・・・
おおっ～！うまそ～！
塩、こしょうで味を整えれば出来上がりです。
（ちょっと味が緩い感じがしたので、
こしょうを強めに、ハーブなんかも入れてみました）
今回工夫したのは、
ブロッコリーの使う部位です。
ブロッコリーは
小さいつぶつぶの
つぼみの部分を使うのが普通で
他は捨ててしまいがちですが、
あの太い茎の部分こそおいしいんです！
茎の部分は皮が固いので
深めに皮をむいたほうがいいですが、
煮ただけでほくほくした
とても上品な食感になります。
目隠しして食べたら、
ブロッコリーってわからないかもしれません。
そればかりではありません。
どうやらつぼみの部分より
ビタミンＣやカロチンなどが豊富で
栄養価も高いのです。
これを、ここぞとばかり
ゴロゴロと入れてみました。
カブのようなトロトロ感はなく
かといってにんじんのような歯ごたえとは違い、
そこに根菜ではない青菜の主張があって、
それがクリームスープにからんで
とても上品で優しい味を醸し出してくれます。
ああ、今宵も「ひとり鉄鍋」は上出来。
薪ストーブが部屋を芯から暖め、
ブロッコリーの芯に体の芯から暖められる、
心地いい夜になりました。
それでもって「amazon prime」で
「孤独のグルメ」なんぞ見ていたら、
いつのまにかソファーで寝てしまいました。
はっと気づいたら
夜中の２時。
熾火が消えたとはいえ
まだじんわり暖かい薪ストーブに
守られるようにして、
今度は寝床に入りましたとさ。
おしまい。
