ブログには
「特記型」と「雑記型」があると知りました。
「特記型」というのは
一つのテーマを決めて、
それについて詳しく述べていくもの。
例えば、料理のレシピとかハワイの楽しみ方とか、
携帯のアプリのDLの仕方とか、DIYの楽しみ方とか・・・
ノウハウやハウツー系ですかね。
テーマをより深くすればするほど
マニアックになっていって
個性が出ます。
この「特記型」には
しょっちゅう助けられています。
主にPCや携帯電話の技術的なことや、
最近では歳のせいか、
年金や保険などのブログを読むことが多いです。
一方で「雑記型」というのは
いわゆる日記のようなものです。
こんなことしました。
こんな風に思いました。
あんなことがありました。
楽しかったです。
辛かったです。
悩んでいます。
困っています。
・・・
ブログで収入を得たい、と思っている人は
「特記型」が圧倒的にいいとされています。
考えてみればそうですよね。
ノウハウを懇切丁寧に教えてくれるのであれば
お金を払ってでも知りたいというもの。
誰とも知らない人が書いた日記なんぞ
別に読みたくありません。
芸能人とか有名人が書いたブログだったら
中身はともあれ読みたくなるというものでしょうが・・・。
そのどちらのブログにも
それぞれの魅力がありますが、
でも僕が思わず読んでしまうのは、
「雑記型」です。
いや、「特記型」とか「雑記型」とか
そういう分け方を越えて
人柄がにじみ出るようなブログが好きです。
結果ですが、「雑記型」に目が行ってしまうということです。
「雑記型」のブログを読んでいると
この人の笑顔ってどんな顔なんだろう?
この人の話し方ってどんななんだろう?
この人の容姿ってどんな何だろう?
などと、好き勝手に想像してしまいます。
特に人柄がにじみ出していると
妄想がどんどん膨らみます。
その方と会いたい気持ちが高まってきます。
でも一方で、
会わない方がいいような気持ちも芽生えてきます。
手紙や声ではものすごく魅力を感じ
会いたい思いが募り募って
やっと会ってみたら
ガッカリ!
そんな恋愛のあるある話を耳にしますが、
それと似たりしているのかもしれません。
ちょうどいい距離感なのでしょうか。
考えてみれば僕が楽しんで読ませていただいている
ブロガーの方々は、
皆さん本名も年齢も姿かたちもわかりません。
僕にとってシルエットになっている
イラストのような存在です。
そのイラストに
勝手に色を塗っています。
その色塗りが楽しい!
いずれ
ええ、この文章を書かれたのはあなただったんですね~!
みたいな出会いを夢に見て、
それが実現するかどうかは別として、
そういう想像を膨らませてくれるブログは
ひょっとして仕事をリタイアして
何もやることがなくなって
うつうつとした老後を送ろうとしている
僕のもう少し上の世代の人には
いわばバーチャルな”井戸端報告会”的な、
ちょうどいいコミュニケーションサロンなのかもしれません。
フェイスブックやインスタは
自分の居場所や考えていることなど
タイムリーにわかってしまう。
僕はそれを積極的に知らしめたいとは思いません。
むしろ自分が今どこにいるかなどは
秘密にしておきたいタイプです。
誰がどこで今何をしているか、よりも、
その人がどんな人柄の人なんだろう・・・?
なんて想像を膨らませてくれる方に
なんだか自分のこれから先の夢を見ることができます。
かという僕のブログは
完全に「雑記型」です。
今日も酒飲んで
酔っ払いながらもふと思ったので
書いてしまいました💦
どうでもいい雑記にお付き合いいただき
ありがとうございました。