週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

山小屋付近で若い子を見かけてドキドキ・・・!

最近心なしか

山小屋の近辺で若い子たちをみかけるのです。

先週末の朝

家の前の道路でなにやら華やいだ声が聞こえるので

窓から覗いたら

高校生ぐらいの女の子が二人並んで

山の方にカメラを向けて写真を撮っていました。

サンダルに麻のスカート、Tシャツといった

カジュアルないでたちで

服装からして観光客ではないようです。

洗いたての長い髪しか見れませんでしたが

かわいい笑顔を想像してしまいました。

ここはいつも犬を連れたリタイア組みの散歩道なので

若い女の子の姿に妙にドキドキしてしまいました。

 

お昼近くになって買い物に出かけようと

クルマで走り出したら

人気のない道路わきに小学3年生ぐらいの女の子が

手を挙げて立っています。

クルマなんか通らない別荘地内の山道を

手を挙げて渡ろうとしている子なんていません。

おおっと!と思いクルマを止めたら

ささっと渡り

最後はクルリとこちらに顔を向けて

ありがとうございました!

とお辞儀をしました。

(これまた)長い髪のかわいい女の子で

そのきちんたした態度に嬉しくなって

「どこまで行くの?」

と聞いたら

「おうちに帰るの」

と答えました。

「山の中だから気を付けるんだよ」

と言ったら

「大丈夫。この辺よく遊ぶから」

と手を振って走って消えていきました。

 

高校生も小学生も夏休みで山小屋に遊びに来ているのか、

それとも定住している人の家族なのか。

よくわかりませんが

どうも最近若い子供たちを見かけるような気がするのです。

 

不思議なことに若い子に出会うと

元気をもらった気がします。

いつもは一人、はたまた夫婦二人か、で、

出会う人はというと僕ら以上のお年寄りだったりするのですが、

まあそれはそれで楽しいものの

ドキドキ度が違うのです。

雑木林がぱあっと明るくなって

ここも未来に繋がった!って感じ。

 

そう言えば新潟の限界集落で地域おこし協力隊として

単身働いている僕の元会社の同期W君は

60を超えたのに地元のジジババからもてるんだよ~

と苦笑いしていましたが、

多分自分たちより若い世代の人との出会いは

新鮮で元気をもらえるものなんだとおもいます。

 

♫生きる力を借りたから

生きているうちに返さなきゃ♫

(『花の名』BUMP OF CHICKEN)

 

八ケ岳でもやはり若い人たちに恩返しできるような

そんなことが出来たらいいなあ・・・なんて思ったりした

夏の週末でした。

 

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