僕はコーヒーは好きなのですが
正直味はわかりません。
ただホットにしてもアイスにしても
飲むと気分がスッキリするコーヒーもあれば
気持ち悪くなるコーヒーもあります。
それが僕のうまいかまずいかの基準なのですが、
今日韮崎で気分晴れ晴れになったコーヒーに出会いました。
増田珈琲です。
時々ネットで目にしていたので
アバルトを飛ばして行ってみました。
お店の外観はインテリア雑貨店のような倉庫のような。
少なくとも整然としたコンサバティブなカフェとは
対極をなしています。
でもそれがおもちゃ箱に足を踏み入れるような
ワクワク感を高めてくれます。
お店に入りました。
店内は世界のあちこちから
麻袋に詰められたコーヒーが集められ
その場で豆が挽かれてコーヒーになって出てくるといった
”コーヒーの場内市場”のようです。
お客さんはというと
なんと小学生と思しきなんと子供たち3人。
楽しそうにじゃれ合っていました。
かわいいなあ・・・なんて思って見ていたら
店員の女性が外に出るように促し、
子供たちが外に出たら急にジャズが流れ始めました。
「すみません、うるさくて・・・」
申し訳なさそうにアイスコーヒーを運んできてくれた
女性の店員の方に聞いたら、お子さんなのだとか。
とても温かい気分になりました。
そんな温かい気分と調和するかのように
運ばれてきたアイスコーヒーは
格別な味でした。
注文するときにいろいろ説明を受けたのですが
さっぱりわからず、
おすすめをお願いします、と言って出てきたのが
この「大地」というオリジナルブレンドコーヒーでしたが、
すーっと体の中にしみ込んでいく心地よさは
初体験でした。
「おいしいですね!」
そんな一言から店員さんと話が弾み
コーヒーのこと、他のコーヒーショップにも卸していること、
雑貨などにもこだわっていること・・・などなど
20分ほど話し込んでしまいました。
ひととおり雑貨を見て
そろそろお会計と思ってレジの近くに行ったら
コーヒーの豆を入れる麻袋がたくさん積み重ねられていました。
無造作に重ねられた麻袋ですが
見ると全部素材やデザインが違って面白い!
「これ、売ってもらえないんですか?」
なんて冗談のつもりで聞いたら
「どれでも一つ1400円でお売りします」とのこと。
俄然目が輝いてしまいました!
それからというもの
店員さんのお言葉に甘え
ひっくり返して一つ一つ吟味し
3つぐらい買おうとしたのですが
衝動買いに付きものの失敗を考え
取りあえず1枚購入することに。
買ったそれがこれ。
コロンビアからの麻袋らしいっす。
他にはないカラフルさとユニークなイラストが
板張りのリビングには映えるかな~なんて思ったのですが、
それ以上に
なんでこんなもの買ったのよ~!と妻に言われそう・・・。
でもそれ以上においしいコーヒーと出会えたことに
ついつい嬉しくなってしまったこの気分、
わかってもらえるかな・・・。