24月曜日の
八ケ岳の一日を振り返ります。
●AM4:30
目が覚める。
寒いので布団から出ずにぬくぬくしていると
また眠くなってきた。
眠りに落ちようとした時に
セットしていたストーブが点火する。
30分後の7時に布団からしぶしぶ出る。
カーテンをあけてびっくり!
雑木林が銀世界になっていた。
●AM7:30
お茶をいれて飲みながら
ホットサンドを作る。
昨夜の残りのクリームシチューをたっぷり入れて
そこにハムと千切りサラダをのせて
上下それぞれ3分ほど焼く。
上出来!
うまい!
これまでホットサンドなんて
ほとんど思いもよらなかったけど
エンジンがかかる前の八ヶ岳の朝に
前日の残り物を整理しながらも
簡単にちゃんと栄養を摂れるという意味で
これは嬉しい発見だ!
●AM8:30
コーヒーを淹れる。
それを持って雪の積もったデッキに出て
椅子に座って5分ほど庭を眺める。
雪が降ると思ったほど寒くない。
優しい冬の朝に何故か感謝。
●AM9:00
薪ストーブの窓の内側を
丹念に磨いてスス落とし。
灰を取って雪の上に捨てる。
真っ白なキャンバスに
灰色の血が飛び散ったよう・・・。
きれいな朝を汚してしまったような気がした。
●AM9:30
PCを開き週末から溜まっていたメールを
片っ端からチェックする。
気がつくともう12:00になっていた。
朝のホットサンドがボリューミーだったので
お腹もすかず
お昼はコーヒーとケーキで一服するだけ。
●PM13:30
オンライン会議が始まる。
クライアントへのプレゼン。
いつものごとく緊張するが
無事に終わって顔をあげると
燦燦と冬の日差しが庭を照らしている。
ポタポタ聞こえるのは
屋根に積もった雪が解ける音。
あっというまに緊張がほどける。
●PM15:00
タオルを持って「パノラマの湯」に行く。
今年初めての温泉。
月曜日の昼間とあって
あまりお客さんはいない。
露天風呂に入って富士山を眺める。
目が悪い僕だけど
今日の富士山はそんな僕にもハッキリ見えるくらい
絶好の富士見日和かもしれない。
45分ほど浸かって出たら
汗が滝のように噴き出した。
●PM16:30
今日はご近所のKさんちにおよばれである。
前日に身延で買った身延まんじゅうをお土産に
片道7分のKさんちに向かう。
途中はずっと雪と氷で
ゆっくりゆっくり歩く。
●PM20:30
久しぶりに飲んでしゃべった楽しい夜だった。
お別れをしたのは20:30。
外に出ると道は雪と氷でカチンカチン。
これは気を付けないと・・・。
真っ暗な夜道を懐中電灯で照らしながら歩く。
お酒が入っているせいか
すぐ呼吸が荒くなる。
焦らず立ち止まって深呼吸。
そうしてふと夜空を見上げると
満天の星にビックリ。
まるでプラネタリウムにいるようだ。
Kさんちでおしゃべりした時とは
全然違う笑顔がふいにこぼれる。
楽しい時は笑顔になるが
美しい場所にいるだけでも笑顔になる。
なんだ、人間っていろんな笑顔持ってるじゃん!
そのことを東京や大阪にいる子供たちに教えてやろう!
とひらめいたが、
多分意味不明。
おとんが八ヶ岳で変な人になっている・・・
と心配がられるのが関の山なので
それをこらえる。
そうだ、ブログに書こう・・・。
●PM22:00
軽く飲みなおしながら
アコギを弾いていたら眠くなった。
携帯を閉じようとしたら
夜の間にまたメールが増えていた。
メールは明日見よう。
そして今夜は夢を見よう。。。
なんて思おうとしている間に
どうやら眠りに入ってしまったようだ。
一日たって今日。
思い出すとこれって
会社員時代に描いていた理想的な一日かもしれない。
なんだこんなところに幸せってあったんだ、
そんな風に思えた今回の八ヶ岳時間でした。