アバルト595をバックさせている時ですが
バックしながらハンドルを切って
ブレーキを踏むと
ゴーなのかギーなのか
後輪付近から結構おおきな音が聞こえてきます。
鳴る確率は7割といったところでしょうか。
気になるので今回はアバルトで東京に戻り
今日、アバルトを買ったショップに持って行きました。
ところがショップに到着して
メカニックの人に確認してもらったら
何の音もしません。
いーや、そんなことはないので
そこら辺を走ってもっと試して下さい・・・
と言って走らせてもらったのですが、
全く問題ないとのこと。
ほんとにちゃんと鳴るんです!
この辺からゴーって
重いものを引きずったような音がするんです!!
と言っても
見た目チェックではブレーキパッド残っているし
全然正常なので
メカニックの人もどうしていいかわからない様子。
この八兆美人のアバルトめが!
さっさと本性を現さんかい!
しまいにはかわいいアバルトに八つ当たりする僕ですが
そんな僕をメカニックの方が、
「イタリア車とかとかよくあるんですよ。
そういう気まぐれが・・・」
と慰めてくれました。
しょうがないので
もっとちゃんと鳴るようになったら来ます・・・
と言ってショップを出ました。
ずっと寒い中に置きっぱなしにしていたからかなあ。
あんまりエンジン回さないから
ふてくされたのかなあ・・・。
なんて思いながら
途中の環状7号を飛ばしたら
遮音壁から跳ね返った排気音が
ブオンブオンとうれしそうに
バリトン歌手のような歌声を上げていました。
なあんだ、やっぱり運転してやらなかったから
不機嫌になったのかな。
こんな夜にお前に乗れないなんて。
忌野清志郎の歌を歌いながら
過保護すぎるのは良くないな、
なんて反省しました。
そうして家に着きマンションの駐車場に
バックでクルマを入れようとしたら
ちゃんとゴーと鳴るではありませんか!
このアバルト、
うちの猫のように
完全に僕を見下していますわ・・・💦
さて。
話は変わって
僕が行ったショップは
「SANC.東京」という
ロータスやTVRなどのイギリス車を始めとし
イタリア、フランスなど
マニアックな車の販売・修理をおこなっている会社です。
今日は木曜日だというのに
ひっきりなしに珍しい車が
出たり入ったりしています。
見ているだけで楽しい。
クルマを預けている間
しばらく展示倉庫を覗かせてもらいました。
約1年前にここでアバルトを買った時と比べて
圧倒的にコンパクトカーが多い。
特にアバルト595は5台、
フィアット500が1台と、
イタリア車が目につきました。
聞いてみたら
この手のコンパクトなホットハッチが
いま引く手あまたのようです。
クルマは移動のための足だけれど
足以上に心通う友達であって欲しい・・・
そんな気持ちの現れなんでしょうね。
あと10年、20年たったら
電気自動車だとか自動運転などが主流になって
内燃機関の移動手段は
どんどんなくなっていくと思うけど
今だからこそ
その楽しさやわずらわしさを
全部まとめて味わいたいなあ・・・
僕だってその頃には
運転できているかどうかわからないですから。