週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

健康に効く八ヶ岳

昨夜10時頃

クライアントの代表から突然電話があり

いま佳境のプロジェクトに不満と不安を告げられました。

代表のお気持ちはよくわかります。

といってもアドバイザリーのポジションで

最大限やってきた僕は

これ以上何もできません。

 

「彼らのアウトプットを待ちましょう」

 

そう言って電話を切りました。

 

その夜は

夢と現実の間に横たわっているような夜で

気が付くと朝の4時。

枕もとで光っている携帯を開けたら

懸命になっているプロジェクトスタッフたちのメールが

20件ほど夜通し飛び交っていました。

 

7時半にベットを抜け出し

コーヒーを飲みながら数件のメールに返信し、

PCを閉じたらその足で一ヵ月に1回の

痛風&脳神経の薬をもらいに病院に行きました。

 

いつものように血圧を計ったら

上が150で下が110。

一ヵ月前は上が110で下が80と

極めていい数字だったので

先生びっくりして

「何かありました?」

 

よくぞお察しで。

その通りでごさいます!

なんて昨夜から今朝の出来事を話したら

「kogyさんは神経質なのですぐわかります。

そのストレスをとにかくなくしましょう」

と笑っていつもの薬を処方されました。

 

診察を終え家に戻り

お昼を食べて八ヶ岳へとクルマを飛ばしました。

仕事のことが頭を離れず

懸命のスタッフを残して東京を後にするのは

皮膚をはがされるような痛みを感じましたが、

半ば強引に駐車場を出ました。

 

まだ味わったことのないコーヒーと出会えるコーヒーサブスクPostCoffee【ポストコーヒー】

 

山小屋に着いたのは午後の5時半過ぎでした。

標高1000メートルのここも

温かい春の夕暮れが満開で、

談笑するお隣さん。

散歩する家族連れ。

スポーツバイクで通り抜ける小学生たち。

思い思いの一日の終わりを楽しんでいました。

 

家の前で2匹のマルチーズを散歩させているFさんに

久しぶりに会いました。

Fさんは八ヶ岳での山暮らしの師匠のような人です。

 

「ご無沙汰してます!」

と声をかけたら

にやっと笑って

「最近ちょこちょこ来てるようだけど

アバルトばっかり乗り回して

家のことやってないだろう」

と、図星。

「いよいよ冬も明けたし

住むとこ見直すにはいい季節だよ」

と言って去っていきました。

 

そうだ、やること、

いや、やりたかったことがいっぱいある。

 

伐採した枝の焼却。

ウッドテラスの塗装。

外壁の水洗い。

デッキチェアの掃除。

キッチン棚のDIY。

・・・

どうやら今週末は天気がいいらしい。

どこまでできるかわからないけど

とにかくこの冬の寒さに耐えてくれた僕の居場所を

ねぎらえるだけねぎらおう。

 

ふと気が付くと

東京を出る時に痛んだ痛みは

すっかりかさぶたになっていて

やる気と健康が内側からやってきているのがわかりました。

 

先生、申し訳ないけど

八ヶ岳に来ることが

一番血圧に聞く薬ですわ💦