4月30日の土曜日は晴れ。
久しぶりに遠出しようと
アバルトを駆って
八ケ岳の山小屋から松本に向かい
松本から白馬を通り日本海に出て、
日本海を右に見ながら西にクルマを走らせ
富山に着くとそこから奥飛騨、
そして上高地を抜けて松本に戻り
山梨まで南下するというルートです。
新緑の季節のドライブは
渋滞さえなければ本当に楽しいものです。
北杜市を拠点にするということは
東京を拠点にするのと違い
GWや夏休み、お盆などの時期を気にせず
どこにいくにもスイスイです。
これは二地域居住の醍醐味かもしれません。
さて、僕が感動した景色は
ここが日本かと目を疑うような
残雪の北アルプスと春の庭。
そして、
荒れ狂う冬を乗り越えた透明な日本海。
同じ日本なのですが
どこか違う風景が山並みのように連なり
全く眠くならない道中でした。
八ケ岳からとはいえ
裏日本・富山は
思った以上に距離がありました。
朝8:00に出て
家に着いたのは夜の9:00.
13時間のドライブでしたが
苦にならなかったのは
初めての風景とアバルトの運転が楽しかったから。
ちなみに走った走行距離は478.8km。
平均速度は44km/h。
そして燃費はというとなんと17.8km/L!
別にエコを意識して走ったわけでもなかったのに
ここまで行くとは思いもよらず
嬉しい誤算。
僕も遠出できてよかったように
アバルトも遠出できてうれしかったようで、
エアコンもつけず音楽も鳴らさず
ひたすらエンジン音とシンクロしながら
車窓を流れていく
いつもの日本とは違う日本を確かめながら
誰にも邪魔されない二人だけの世界に酔いしれた
至福の一日でした。
これもサソリの毒というものなのでしょうか・・・。