週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

キットオイシックス体験記

オイシックスのミールキット(キットオイシックス)が

1/19まで初回限定で7400円が1980円になっていて

すこぶる評判がいいというので買ってみました。

これには二人分のミールキット4食分食+食材6品が入っています。

これが本当においしかったら

僕ら二人暮らしの生活には結構重宝するかも・・・です。

 

キットオイシックスが届いたので

早速ですがその中の一つ、

「さばのみぞれ煮」+「さっぱり豆腐ねぎかつお醤油」を作ってみました。

 

中を開けるとしょうゆやゴマ油などの一部の調味料を除いて

すべての食材が包丁いらずで入っていました。

 

その完璧さに圧倒されたものの

それ以上にこのプラスティックの容器(ゴミ)の多さにちょっと閉口・・・。

これはいかがなものか・・・と思ってよく見たら

そのプラスティック容器(ゴミ)も

バイオマスフィルム(生物由来の資源を原料にしたプラスティック)

を使用していてECOであるとうたっており、

なるほど、こちらの思考を先読みされたなあ、と感服しました。

 

そして調理に入ります。

調理と言ってもサバを湯煎することと

カット野菜をレンジでチンしてしょうゆやゴマ油と和えるだけ。

ものの20分で二人分の主菜と副菜の出来上がりです。

その味はというと予想以上においしい。

付け入るスキがないようなおいしさです。

いや~完璧だね!

そう言いあいながら妻とあっという間に平らげました。

 

本当にあっという間でした。

調理することから食べ終わるまで。

なるほど、おいしい!

でも頭は満足しても

心揺さぶられるような感動はなかったです。

 

なんだろう・・・

ロボットのような100点なんですね。

満足以上でもなければ満足以下でもない。

そう、僕らは想像を超えるようなハプニングを求めているのであり

想像以上だったら喜ぶけれど

想像以下だったらがっかりする

その振れ幅を楽しみたいのですが

そこまで至っていない。

まあその振れ幅というのは極めて個人差があるもので

何をもって振れ幅というのかはまったくもって標準化できないので

結果標準化できそうな100点を目指すというのが

経済の論理なのでしょうけど。

 

そう考えると

先週末に八ヶ岳でブロッコリーのクリームシチューを作って

微妙に残ったので

翌日の昼にそれに少量の水を加え

塩コショウして

そこに茹でたスパゲッティを入れてからめた

スープスパゲッティは

想像以上の方に大きく振れたな。

 

寒かったせいかもしれない。

薪ストーブで煮込んだせいかもしれない。

庭で採れたコショウを使ったせいかもしれない。

大好きなマーヴィン・ゲイがスピーカーから流れていたせいかもしれない。

一人の食卓だったせいかもしれない。

いろんな変数が雑味になって絡まった味は

想像を超える味になったことを思いだし、

料理というものはこうでなくちゃ!

と確信しました。