週末は雑木林に囲まれて

八ケ岳に魅せられて、週末は八ヶ岳南麓で暮らしています。東京と行ったり来たりの暮らしの中で感じたことや考えたことを綴ります。

季節の変わり目を雑木林で発見

先週の土日

弾丸1泊2日で八ヶ岳に行ってきました。

 

この時期雨上がりの翌日はミョウガがつんつん顔を出します。

昨年はものすごい量のミョウガが収穫出来て

今年は暑かったのでもっと採れるはず・・。

そう思うと無性にいてもたってもいられなくなって

台風がまだ残る中をクルマを走らせた次第です。

 

一言でいうとミョウガ採りです💦

 

ところが到着した翌朝

雑木林の中や家の周りを見てみたら

それほどでもありません。

くまなく探してこれだけしか収穫がありませんでした。

(去年はこの5倍ぐらいあった)

 

そのかわりというか、

ミョウガがなっていた場所には

ことごとくキノコが生えていました。

 

ミョウガの代わりにこのキノコが食べられるのであれば

去年よりも2度おいしいのですが

なにせ僕にはキノコを区別する知見がなく、

やっぱりキノコの達人のもと

きちんとキノコを学ぼうかな・・・と

ここにきて初めて気づくのでした。

 

これ、去年もそう思った・・・💦

 

夏と秋の境目が無くなったといわれていますが

台風一過の雑木林のミョウガとかキノコは

まさに季節の変わり目を教えてくれます。

 

同時に去年と今年の違いを教えてくれます。

 

去年と同じ暑い夏、とか、

秋が無くなったとか、

そういうのは全部都会での出来ごと。

 

ここ八ヶ岳には

季節の変わり目も

年ごとの違いもしっかり残っています。

 

昨日の朝日新聞の「折々のことば」で

獅子文六さんの言葉が紹介されていました。

『季節のものがウマいのは、

人間が季節の中にいるからである』

 

八ヶ岳のごはんがおいしいのは

あたりまえでもあるのかなあ・・・。